1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. 経済

アウディA8ハイブリッド 新車情報・購入ガイド 直4 2Lエンジンを搭載したフラッグシップハイブリッドデビュー!【ニュース・トピックス:アウディ】

CORISM / 2013年1月28日 8時8分

アウディA8ハイブリッド

微妙な燃費13.8km/L。120台の限定車!

 アウディは、フラッグシップモデルであるA8に、ハイブリッドシステムを搭載したアウディA8ハイブリッドを2月1日より発売を開始する。このアウディA8ハイブリッドは、120台の限定車だ。

 アウディA8は、2010年12月にデビュー。軽量で高いボディ剛性を誇るアルミニウムボディASF(アウディ スペース フレーム)をもつ。このA8に搭載されるエンジンは、直噴3.0ℓV6 スーパーチャージャーエンジンの3.0 TFSI、新開発された小型軽量のツインターボチャージャーを搭載する4.0ℓV8 ツインターボエンジンの4.0 TFSIをラインナップしている。

 今回新たに追加されるA8ハイブリッドは、V6エンジンやV8エンジンではなく、イッキにダウンサイジング化。パワーユニットには、155kW(211ps)の最高出力と350Nm の最大トルクを発生する2.0 TFSIに40kW(54ps)と210Nmを発生する電気モーターを組み合わせている。このシステムは、すでに発売済みのA6ハイブリッドと同様のもので、ハイブリットシステムは合計で 180kW (245ps)、480Nm を発揮する。

 最近では、トヨタ クラウン ハイブリッドが、V6から直4へとハイブリッドシステムを変更した。振動などで不利になり、高級車に使い難いといわれる直4を採用しながら、圧倒的な低燃費と低振動、静粛性を実現している。しかし、A8ハイブリッドは、クラウンよりさらに上のクラス。その上、全長5,145mmという巨体でありながらFFという駆動方式。どれだけ、高級車としてのパフォーマンスをもつのか注目される部分だ。

 搭載されるリチウムイオンパッテリーの蓄電能力は、1.3kWhで39kWの電力を供給する。日産フーガ ハイブリッドと、ほぼ同じ容量だ。変速機は8速ティプトロニックで、トルクコンバーターの代わりに電気モーターとクラッチが一体になったハイブリッド・ユニットが前輪を駆動する。

 EVモードも用意されており、最高速度100km/hに到達、60km/hでの走行距離は最長3kmとなっている。そして、気になる燃費性能は13.8km/L(JC08モード)。おもしろいのは、ひとクラス小さいA6ハイブリッドも同じ13.8km/Lという燃費。ハイブリッドシステムが進化しているかなどは不明だ。

 ちなみに、各車パワーやトルクに違いがあるが、FRで3.5Lエンジンを搭載する日産フーガ ハイブリッドが16.6km/L。2.5Lエンジンと組み合わされるトヨタ クラウンハイブリッドが、23.2km/Lとなっている。5Lエンジンを搭載するレクサスLS600hが11.6km/Lとなっている。同じ輸入車では、直6 3LターボのBMWアクディブハイブリッド7が、14.2km/Lだ。

 このアウディA8ハイブリッドの価格は、948万円。同じA8の3.0TFSI quattroが962万円。FF化され、エンジンもダウンサイジング化されたこともあり、14万円安の設定だ。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください