フィアット500新車情報・購入ガイド フィアットからの愛? 実質18万円の値引きといえる限定車スーパーポップ アモーレ登場!【ニュース・トピックス:フィアット】
CORISM / 2016年5月2日 11時30分
デビューから8年! それでも古臭さを感じさせない圧倒的なデザイン力がフィアット500の魅力
フィアット は、個性派コンパクトカー のフィアット500に200台の限定車「Fiat 500 Super Pop Amore(スーパーポップ アモーレ)」の発売を開始した。
フィアット500は、2008年に日本デビュー。フィアット500は、日本でも馴染み深いモデル。先代500が、アニメ ルパン3世の愛車だったからだ。フィアット500は、絶大な人気を誇った先代500のリバイバルモデルではない。すでに、フォルクスワーゲン ビートル が復活し、世界中がわいた。こうした成功例を踏まえ、周到に準備を重ね先代500のデビューから約50年後に合わせ登場したのだ。
そのため、デザインも先代500をリスペクトしながら、徹底的に作り込まれている。すでに、デビューから8年が経過しているモデルなのに、古臭さを感じさせないデザイン力はさすがだ。デザイン力だけでなく、2011年には世界的にも例をみない直列2気筒ターボという875㏄のツインエアを投入した。このエンジンのフィーリングは、まるでオートバイのようで、今時のクルマとは思えないほどの振動を伴いながら力強く加速する。デザインほどではないにせよ、かなりユニークなパワーユニットだ。一般的な人には、あまりお勧めできるエンジンではないものの、フィアット500のユニークさを際立たせた。
また、ボディは3ドアの他にカブリオレも用意され魅力を増している。日本国内においては、3ドアのコンパクトカーは売れない傾向が強いが、フィアット500だけは別。販売台数面では、国内フィアットをけん引する基幹車種となっている。
フィアット500が、デビューから8年が経過しても地道にセールスを伸ばしているのには訳がある。それは、季節などに応じて定期的に特別仕様車や限定車が出ることだ。常に話題を提供し、顧客を楽しませる工夫がされたモデルが出ることで、顧客のフィアット500購入のツボを常に刺激し続けている。また、ハイパフォーマンスモデルであるアバルトのラインアップが広がったことによる底上げ効果も大きいだろう。
こうした地道な販売ができたのも、優れたデザイン力によるものが大きいが、大切に売り続けた結果が今の人気を支えている。しかし、8年間もマイナーチェンジせずにいられたことも含め、フィアット500の実力は恐るべしである。
今回の限定車は、2016年1月に行われたマイナーチェンジ後、初のモデルとなる。フィアット500 1.2ポップをベースとしながら、一番人気のボディカラー、ボサノバ ホワイトおよび通常のモデルでは設定していないブルー ヴォラーレが選べる。
また、イタリア語で「愛」を意味する特別装備Amore(アモーレ)バッチが、左右Bピラーに貼り付けられた。
まぁ、端的に言えば、特別感はそれほどない仕様といえる限定車だが、注目したいのは価格。ベースモデルであるフィアット500 1.2ポップより約18万円お得な1,814,400円に設定しことにある。一般的に、マイナーチェンジ直後は、こうした特別仕様車や限定車は出ないのが通例だ。
現在、フィアットの販売は絶好調。2015年は過去最高の販売台数を記録している。また、2016年1~3月の販売台数も非常に好調。実質値引きともいえる限定車だが、4月以降もこうした好調を維持したい狙いがあるのだろう。
実質値引きのような限定車。他のモデルは、シッカリ値引き交渉して購入したい
実質価格引き下げのような限定車が出ている状況は、買い手側に有利といえる。フィアット500の購入を考えているのならチャンスといえる時期だ。こうした限定車は、通常値引きをしない。約18万円の価格引き下げをしているのだから・・・、ということになる。
ということは、通常のフィアット500 1.2ポップを定価でで買う理由がどこにもない。そこで、購入時にはまず限定車と1.2ポップで見積りを取るといいだろう。これで、1.2ポップが18万円以上の値引きが出れば、限定車との差はほとんどないのでお買い得感は増す。20万円以上の値引きは狙いたいところだ。とくに、スグに登録できる在庫車なら、更なる値引きが期待できる。また、1.2ポップが約18万円引きになっていることを考えると、他のグレードはより高価なので、18万円以上の値引きが期待できることにもなる。
値引きのコツは、いかにもフィアット500を買いに来ました! と、いう雰囲気を出さないこと。フォルクスワーゲン ポロやプジョー208、シトロエンC3、国産のフィットハイブリッドやアクア、ノートなどの見積りを先に取り競合させることが必要。「ついでに見に来た」程度が効果的。フィアット500の場合、ややクセのあるミッションや燃費性能などで、他のモデルに対し物足りない雰囲気をアピールするのもいいだろう。フィアット500は、リセールバリューもやや高めなのも魅力のひとつだ。
フィアット500 スーパーポップ アモーレ価格、スペックなど
■フィアット500 スーパーポップ アモーレ価格:1,814,400円(限定200台)
【主な仕様】
排気量: 1,240cc
エンジン: 直列4気筒 SOHC 8バルブ(可変バルブタイミング付)
燃費(JC08モード): 19.4km/ℓ
最高出力: 51(69) kW(ps)/5,500 rpm [EEC]
最大トルク: 102(10.4) Nm(kgm)/3,000 rpm [EEC]
トランスミッション:ATモード付5速シーケンシャル(デュアロジック)
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