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顔がスゴイ! “斬新顔”のスバル「3列SUV」!? 大排気量“6気筒”エンジン搭載の最上級モデル「B9トライベッカ」とは

くるまのニュース / 2024年4月12日 18時10分

スバルは海外で「アセント」という名前の大型クロスオーバーSUVをラインナップしています。そんなアセントの実質的な先代モデルとして存在していたのが、こちらも海外専売モデルとなる「B9トライベッカ」でした。どのようなクルマなのでしょうか。

■顔がスゴイ! スバル「トライベッカ」って?

 日本では3列シートを備えた車両をラインナップしていないスバルですが、北米地域には「アセント」という名前の大型クロスオーバーSUVが存在し、こちらは7~8名分の3列シートが備わっています。
 
 そんなアセントの実質的な先代モデルとして存在していたのが、こちらも海外専売モデルとなる「B9トライベッカ」なるモデルでした。

 2005年から販売が開始されたB9トライベッカは、Bが搭載された水平対向エンジン、つまり「ボクサーエンジン」を表し、9は車格を表しています。ラインナップは3列シート7人乗りのほか、2列シート5人乗りも設定されていました。

 スバルのラインナップでは最大のボディサイズとなっており、“トライベッカ”はニューヨーク市マンハッタン南西部にある都市の名前が由来で、最先端の流行を生み出す活気あふれる街、ということでこの地名が選ばれたと言われています。

 そんなB9トライベッカは、当時のスバルのデザインアイデンティティであった「スプレッドウィングスグリル」を採用したエクステリアをまとっており、心臓部には日本の「レガシィ」などにも搭載された3リッター水平対向6気筒の「EZ30」型を搭載。

 駆動方式はスバル伝統の「シンメトリカルAWD」とし、トランスミッションは5速ATという組み合わせとなっていました。

 しかし、2トン近くある大柄なボディに多人数乗車となると、3リッターエンジンではパワー不足という声があったほか、スプレッドウィングスグリルを備えたエクステリアデザインの評判がイマイチだったことを受けて、2007年には早々にマイナーチェンジを実施。

 エンジンには排気量を3.6リッターに拡大した「EZ36」型が新たに採用され、トランスミッションにも手が加えられたほか、フロントマスクは同時期に登場した3代目「フォレスター」のような四角形に近いフロントグリルを備えたシンプルなものに一新。

 それに合わせてリアセクションのデザインにも手が入れられただけでなく、リアクォーターウインドウの形状も変更されるほど、大掛かりな改良が加えられていました。

 またこのタイミングで車名もB9トライベッカから「トライベッカ」となってイメージを一新しています。

 そんなトライベッカは北米地域においてデビューから2007年までの3年間は年間1.5万台前後の販売台数をキープしていましたが、その後は急激に販売が落ち込み、2010年以降は年間2000台前後で推移。結局2014年に終売となりました。

 日本では販売されなかったトライベッカではありますが、国内に存在しないクロスオーバーSUVの3列シートということもあり、少数が並行輸入されていて極稀に中古車市場で見かける機会もある1台です。

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