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メイク上手な人は知っている ビューラー、スポンジ……ツールを 見直せばメイクの仕上がりが段違い!

CREA WEB / 2024年3月10日 7時0分


日常使いのグッズこそアップデートの効果は絶大!

 こんにちは、新人美容研究家のにらさわあきこです。

 皆さま、メイク道具はまめにアップデートしていますか? 色物は頻繁にチェックしていても、道具って意外と見直さなかったりしますよね。

 でも、実はメイク道具こそ、自分に合ったものにするだけで、簡単にメイク上手になれたり、理想のメイクを実現させてくれたりするんです。私の理想を叶えてくれた最近のヒットをご紹介します。


●ビューラーを使い分ける

 まずは、ビューラーです。

 ビューラーは、お気に入りのものに出会えると、新しいものを試さなくなるし、替えなくなってしまいがち。私も、ここ5年ほどは3種類くらいをローテーションさせていて、新しいものは探そうとすらしていませんでした。

 が、先日とても久々に新しいものを試したら、予想以上の大ヒット!

 生まれて初めて、「理想としていたまつ毛の形」を作ることができたのです。


KOBAKOの「アイラッシュカーラー」と「ホットアイラッシュカーラー(右)」。

●KOBAKO

https://www.kobako.com/product/category/eye-makeup/

 私の理想を叶えてくれたのは、貝印「KOBAKO」のビューラー。

 こちら、知る人ぞ知る名品ではないかと思うのですが、何がどう良いのかというと、そもそもとても使いやすいです。

 まつ毛を根元からキャッチする設計と、自然なカールを作るゴムの弾力がとても秀でているので、力を加えなくても、まつ毛をしっかり上げることができるのです。


レバーが背面に収納されているコンパクトな設計も◎。

軽くて持ち運びにも便利。

 ビューラーは、ヘンに力を加えなくてはならないものを使うと美しい形が作れないだけでなく、目にもまつ毛にも負担になりますよね。その点で、これは大きなポイントです。

 でも何よりも素晴らしいのは、私の理想のまつ毛を作る「型」があったことなのです!

 そう、「KOBAKO」のビューラーは、なんと4種類もあり、まつ毛の形や使いたい位置によって使い分けることができるのです。


左が「レギュラー」で、右が「センターカール」(各1,540円)。形状の違いに注目!

「レギュラー」は、「まつ毛全体が扇形に広がる“パノラマまつ毛”が自然に作れる」タイプで、公式HPによると、「放射状に広がるきれいなカールで、エレガントな印象の目元をかなえます」とのこと。

 一方、「センターカール」は山型のシェイプで、目の中央の、黒目の上のまつ毛を特にくるっと上げてくれます。「縦のラインを強調して目を大きく見せてくれるので、一重まぶたや奥二重のかたにおすすめです」と公式HPに書いてあったのですが、実際私はこのタイプを使って、生まれて初めて「自分が思い描いていたまつ毛の形に近づけた」と思いました。ちなみに、マブタは奥二重寄りです。


こんな感じで使います。センターがきゅっと上がるタイプは人生初!

 また、左右で使い分ける「サイドカール」(右目用&左目用セットで2,420円)も目尻付近のまつ毛をきゅっと上げられて、とても素晴らしいです。本当にそこだけきゅっと上がるので、簡単に目尻をゴージャスにできます。


「サイドカール」(右目用&左目用セットで2,420円)。左右で形が逆になっているのがナイス!

 このシリーズは、レバーがコンパクトに畳み込まれている形状であるうえに、素材がプラスチックなので、「本当にまつ毛を上げられるの?」「ちゃんと使えるの?」と疑っていたのですが、いざ実際に使ったらキレイに仕上がったので、逆に「この実力なのに、畳めるとは凄い」と、コンパクト設計が好印象に変わりました。コンパクトということは、持ち運びにも便利だということ。携帯にもオススメです。

●スポンジでメイクは確実に変わる

 続いては、メイクスポンジです。

 スポンジについては、あまり探求してきませんでしたが、今っていいものがたくさんあるのですね! いいものを知ると、「使わないのは、もったい」と心の底から思います。だって、スポンジを替えるだけなのに、メイクがうまく仕上がるのですよ。使わない手はありません。

 私が感嘆したものの一つが、&be(アンドビー)の「&be ブラックスポンジ」(770円)。


「&be ブラックスポンジ」。

●&be ブラックスポンジ

https://andbe-official.com/c/tool/50

 こちらは超人気商品ですが、今までなぜ使わなかったのだろうと本気で思ってしまいました。それほど仕上がりが段違い。

 私はテクニックがないうえに、「ファンデーションをべったりつけたくない派」なので、「少しくらいムラがあっても、素肌感から遠のくよりはマシ」と、ムラ状態を許してきました。そのココロは、ひとえに「厚塗りにしたくないから」。

 が、このスポンジを使ったら、厚塗りにならずかつムラのない素肌感が出せたのです。特に努力も工夫もしていないのに。


手のひらサイズで持ちやすく、厚みがあるのでファンデを軽くのせやすいです。

 それを叶えてくれているのは、形状と密度でしょうか。

 とても持ちやすくて軽いのに厚みがあるので、ファンデーションをぽんぽんと軽やかに伸ばせて、薄く自然につけやすいのです。しかも、先の細い部分を顔の凹凸に簡単に沿わせられるので、時短派でも小鼻横などの「塗りそびれ」を格段に減らせます。

 またお手入れ問題についても、私はグッズを「即洗う派」なので、「厚みがあるものは乾きにくいのでは?」という点から敬遠していたのですが、形状記憶されているのか、乾くとちゃんと「戻る」ことに感動したので、「乾きにくいのが嫌なのではなく、形が戻らなかったり、臭くなったりするのが嫌だったのかも」と気がつきました。毎日洗っても、キレイに形が戻るので、しっかり作られているのだと思います。

 今のところ長持ちしているので、コスパ的にもまずまずです。

●ロージーローザは多種類揃えるのもあり

 続いては、こちらも人気のロージーローザからスポンジ3種とパフ1種です。


ロージーローザのスポンジとパフ。全部揃えて使い分けるのもあり!

●ROSYROSA

https://www.chantilly.co.jp/brand/rosyrosa/products/

 ロージーローザは、普段から「バリュースポンジN ハウス型タイプS 30P」(506円)を使っているのですが、こちらは小さいのに厚みがあって小回りも利くので超便利。


「バリュースポンジN ハウス型タイプS 30P」。小回りが利いて持ち運びにも最適。

 数も多く入っているので、すぐに交換でき、清潔度も◎。いつも持ち歩いています。


「マルチファンデパフ 2P」。パフも「使わず嫌い」はもったいないと開眼!

 評判のいい「マルチファンデパフ 2P」(638円)は、今回初めて試しました。

 このパフは、口コミ界でとても評判がいいので、いつも「なぜ?(というか、そこまで?)」と実は思っていたのですが、使ってみたら良さがわかりました。見た目以上に「パフパフ」なのに、ファンデーションを肌にちゃんと密着させてくれ、軽やかなメイクが実現するのです。思った以上に、薄くムラなく仕上げられるので、メイク下手な私には、これまた頼れるアイテムだと感じられました。

 続いては、「3Dスポンジ〈WET&DRY〉」(418円)。


「3Dスポンジ〈WET&DRY〉」。平面があってファンデを肌に置きやすいです。

 こちらは、&beの「ブラックスポンジ」と形が似ているので使ってみました。

 まずは、とにかく持ちやすい。さらに、平面部分があるので、頬にぽんぽんと当てやすいです。しかもこの部分を使って頬を引き上げるようにファンデを塗れば、「リフトアップ効果」も狙えます。

 水に濡らしても使いやすいので、スムース肌に仕上げたい時は、濡らすといいかもしれません。水あり、水なしどちらで使うかは、好みで使い分けるといいでしょう。

 最後は、復活販売だという「シフォンタッチスポンジN ダイヤ型」(352円※なお、4月1日から418円)。


とにかく厚みが凄い「シフォンタッチスポンジN ダイヤ型」。

 こちらは2017年に一度廃番になったにもかかわらず、愛用者の声で復活したという「愛されアイテム」なのだとか。とにかく厚みが凄くて、なんと2センチ強もあります。

 その厚さのおかげで、どんなファンデでもふわふわと肌に「置きづけ」できるのですが、とりわけ実力を感じるのは、パウダーファンデーションをつけた時。パウダーファンデーション派には、特に勧められるかもしれません。

 私自身は、リキッド派ですが、メイク直しの時や仕上げのパウダーをのせる時に使うと軽やかになるので気に入りました。シフォンタッチが心地いいので、お肌もふっくらする気がします。

 ……以上、最近取り入れて良かったメイク道具をご紹介しました。道具一つ替えるだけで、メイク上手になれた気がして嬉しく思えたのはもちろんですが、それ以上に「うまく」「スムーズ」にできたというが、気持ちを盛り上げてくれました。

 たった一つで簡単に、にこやかな表情にさせてくれるメイク道具。他にもいろいろと取り入れたので、折を見てまたご紹介しますね。


にらさわあきこ

文筆家、美容研究家。NHKディレクターを経て、文筆業に。恋愛や結婚、美容について取材・執筆を続ける中、2019年から美容活動を強化。簡単&ラクに綺麗になるための情報をブログやインスタ、雑誌ウェブなどで発信中。著書に『未婚当然時代』(ポプラ新書)。『婚活難民』(光文社)『必ず結婚できる45のルール』(マガジンハウス)など。
インスタ:@akiko_nirasawa_beauty、ブログ:『美活☆365日 簡単&ラク~に綺麗になろう!』

文・写真=にらさわあきこ
撮影=釜谷洋史

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