MGH Mitsui Garden Hotel 台北忠孝だから叶う台湾の自然とアートを感じる旅

CREA WEB / 2024年3月27日 7時0分

　久しぶりの海外旅行だから、たくさん食べて、のんびり街歩きして、台湾を楽しみ尽くしたい。そんな時、1日中歩き回って疲れた体を、大きなお風呂でじっくり労われたらどんなにか良いだろう。

　2020年、そんな日本人の願いを叶えるホテルが、台北に誕生しました。三井ガーデンホテルズ初の海外拠点となる「MGH Mitsui Garden Hotel 台北忠孝」。随所に感じられる日本式のホスピタリティが、旅人をほっとくつろげるひと時へと誘います。

台湾の豊潤な自然に癒されて

高さ3メートルはあろうかという窓から、南国らしい光が差し込む開放的なロビー。©MGH Mitsui Garden Hotel 台北忠孝

　標高3,776メートルの富士山に対し、台湾中央部にそびえる「玉山」は標高3,952メートル。台湾には、実は「玉山」以外にも、標高3,000メートル級の山々が数多く存在する。台湾といえば、熱気あふれる夜市やレトロな街並みをイメージしがちだが、実は豊潤な自然が育まれていることを知ってほしいと、ここ「MGH Mitsui Garden Hotel 台北忠孝」には、「TAIWAN NATURE」をイメージした意匠が各所にほどこされている。

台湾の自然を感じさせる大迫力の空撮ムービーが投影されている。©MGH Mitsui Garden Hotel 台北忠孝

　たとえば、チェックインカウンターの背後に掲げられたアート作品。これは台湾を代表するアーティスト・呉季璁さんの作品で、伝統的な水墨画の「皺法」技法と、青写真撮影の技法を組み合わせ、山の絶壁や流れゆく雲や霧を豊かに表現したもの。エレベーターホール前室の壁面には、深いグリーンが印象的な台湾産の蛇紋石が配され、1日アクティブに過ごしたゲストを、台湾の自然が優しく包み込むかのよう。さらに、世界的な空撮フォトグラファーの齊柏林監督により撮影された大迫力の空撮ドキュメンタリー『美麗台湾』が投影され、台湾の厳しくも美しい自然をこれでもかと体感させてくれる。

日本品質のおもてなしと台湾の魅力が詰まった客室

　台湾らしい要素がちりばめられた客室には、台湾の原住民の織物をモチーフとしたフットスローと特注アートが。備え付けのティーバッグは人気の台湾茶ブランド・京盛宇のもので、台湾茶を一服すれば、客室内にゆったりとした癒しの時間が流れるはず。

グリーンをアクセントにした客室デザインが落ち着く。©MGH Mitsui Garden Hotel 台北忠孝

　うれしいのは、シャワールームとトイレ、洗面が3点分離のゆとりある設計になっていること。バスルーム付きの客室は、バスタブとは別に広い洗い場がついた日本式で、客室にいながらゆっくりとバスタイムを楽しむことも可能だ。さりげなく日本の入浴剤が用意されていることも！　台湾ではないことの方が多い「パジャマ」が用意されているのも、荷物を減らせて有難いポイント。

清潔でゆったりとした水回り。海外であることを忘れて、ゆっくりバスタイムを楽しみたい。©MGH Mitsui Garden Hotel 台北忠孝

疲れきった体もほどけてゆく大浴場

眼前には台湾の自然を表現した石庭が広がる。©MGH Mitsui Garden Hotel 台北忠孝

　そして、最上階には街を見下ろす開放的な大浴場が。台北では希少な大浴場で、うんと手足を伸ばして湯に浸かれば、1日中歩き回って疲れきった体もほどけていく。フルーツ牛乳の自動販売機まで完備しているから、湯上りも完璧。コロナ禍には「疑似日本旅行ができる」と台湾の人々の間で話題になったというのも納得してしまう。

　翌朝は台湾で人気のジャパニーズスタイルレストラン「JAPOLI」で朝食を。日本人の味覚に合うようにとことん考え抜かれたメニューが、旅の中に安心感を与えてくれる。お肉がとろける魯肉飯や、にんにくが効いたタレといただく葱抓餅が絶品！　「和食」もまるで日本にいるような上質さで、ロングステイでつい日本の味が恋しくなった時も安心だ。