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岡本翔子の星占い 【乙女座】4月の運勢 「人生は公平ではない」

CREA WEB / 2024年3月31日 18時0分

乙女座

8月23日~9月22日生まれ


Life is not fair, get used to it.
「人生は公平ではない。そのことに慣れるんだ」

 4月と言えば新年度も始まり、世間的には何か新しいことが始まるイメージでしょうか。しかし乙女座にとって今月はおこもり期間です。社交的に過ごすのではなく、自分自身とじっくり向き合うのに適しています。

 このメッセージはマイクロソフトの創業者、ビル・ゲイツが講演で高校生に向けて贈った言葉です。「人生は公平ではないばかりか、自分の力ではどうにもならないことがある。それでも嘆くことなく現実を受け入れろ」と。

 なんともシビアな名言ですが、ある意味清々しい気持ちになります。公平ではないけど、あなたはあなただということです。それを受け入れたところから、「では私には何ができるんだろう」と考えてみたい期間です。

 今月はひとつのことをじっくり調べたり、研究したりするのに適しています。仕事でも「あなたでなければダメなんだ」と人に言われるようになりたいものです。何かのスペシャリストになる必要はなく、だれよりも仕事が丁寧だとか、気配りができるというだけでもよいのです。

これまでの自分を評価する

 今まで自分がやってきた仕事を、ちゃんと評価することも大切です。たとえそれが地味なものだったとしても価値があります。友だちとの会話の中から、それに気づかされることもあるでしょう。

 恋愛は「秘すれば花」。本音がダダ漏れするようでは恋の勝者にはなれません。本当の気持ちは胸に秘め、機が熟するのを待つのがよいでしょう。GW前には運の流れが変わり、恋が成就する人もいるはずです。GWは旅行運も絶好調に。円安は痛手ですが、欧米に比べてまだ物価の安いアジアに出かけてみては。

月が導くあなたのターニングポイント

月が天の乙女座を運行するのは4月18日(木)夜遅く~4月21日(日)昼過ぎまで。
目的を持って何かを達成したい、人生の方向づけをしたいと願うのなら、この期間中に小さなアクションを。また会いたい人に連絡を入れる、自分にちょっとしたご褒美をあげるのにもよい日です。さっそくスケジュール帳のその日づけに印をつけて、夜空で輝く月を味方につけてください。

岡本翔子(おかもと しょうこ)

心理占星学研究家。英国占星学協会会員で、日本における心理占星学のパイオニア。占星術や月に関する著書・翻訳多数。

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文=岡本翔子
イラストレーション=INEMOUSE

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