【青森県 2024年版】 春の絶景・風物詩10選 日本屈指 爛漫と咲き誇る弘前城の桜並木
CREA WEB / 2024年4月16日 9時0分
日本が誇る四季折々の魅力に迫る季節の絶景特集。まだ知られざる四季折々の表情を見せてくれる日本の風景に改めて魅了されたという人も多いはず。
今回は、青森県が誇る春の絶景・風物詩をピックアップ。
日本の各地に息を呑むような素晴らしい景色が広がっています。これからの旅の参考にどうぞ!
◆弘前公園の春陽橋
弘前公園の西濠を隔てる春陽橋は城内でも最長の橋であり、西濠に沿った桜並木は「桜のトンネル」と言われ、桜が咲く時期は多くの観光客で賑わい、満開時には、水鏡に映った桜の絶景を楽しめる人気スポット。
弘前さくらまつりは、毎年約200万人がお花見を楽しむ日本屈指の桜祭り。ひとつの花芽からいくつもの花が咲き、もこもこと迫力のある花付きが特徴とされる弘前の桜。爛漫と咲き誇る弘前の桜を眺めて、春を堪能してみては。
弘前さくらまつり
開催期間:2024年4月12日(金)~5月5日(日)
弘前公園の春陽橋 (ひろさきこうえんのしゅんようばし)
所在地 青森県弘前市大字下白銀町1
https://www.hirosaki-kanko.or.jp/edit.html?id=cat02_spring_sakura
◆芦野公園の桜
「日本の桜の名所100選」にも選ばれている芦野公園は、春になるとソメイヨシノを中心に約1,500本もの桜が咲き誇る。約80万平方メートルの広大な敷地を誇り、児童動物園やオートキャンプ場などがあるため、地域の人々の行楽地となっている。
一番の見どころは、園内を走り抜ける津軽鉄道が満開になった桜のトンネルを通る光景。公園内に鉄道が走るのは全国的にも珍しく、桜の花道を駆け抜ける姿は圧巻。その美しさをフレームにおさめようと、多くの人が写真を撮りに訪れる。
金木桜まつり
開催期間:2024年4月29日(月)~5月5日(日)
芦野公園の桜 (あしのこうえん)
所在地 青森県五所川原市金木町
◆官庁街通りの桜
碁盤の目状に区画された街並みが美しい官庁街通りは、通称「駒街道」と呼ばれる十和田市のシンボルロードで、その美しさ、歴史性および親愛性から「日本の道100選」に選ばれている。
春には長さ1.1キロ、幅36メートルの道に155本もの桜が咲き誇る。十和田市現代美術館を中心にアート作品が通り沿いに点在しているため、桜とアートのコラボレーションを楽しめるのが醍醐味。
十和田市春まつり
開催期間:2024年4月6日(土)~5月5日(日)
官庁街通りの桜(かんちょうがいどおりのさくら)
所在地 青森県十和田市
https://towada-harumatsuri.info/
◆茶臼山公園のつつじ
県立自然公園茶臼山公園は、大鰐温泉街が眼下に広がる県立自然公園。例年5月の中旬から下旬、約15,000本もの色鮮やかなつつじで彩られる。
地元の中学校の生徒の入学記念に植樹されたことが始まりとなり、現在まで植樹が続けられ、今では40数種類、総数約1万5千本ものつつじが咲き誇り、大鰐町の名所となっている。
69の俳句を刻んだ石が公園路脇に立ち並ぶ遊歩道「俳句の小径」もあり、多くの人を楽しませてくれる公園でもある。
大鰐温泉つつじ祭り
開催期間:2024年5月18日(土)~5月22日(水)
茶臼山公園のつつじ(ちゃうすやまこうえんのつつじ)
所在地 青森県南津軽郡大鰐町大字大鰐字茶臼館21-2
◆岩木山麓の菜の花畑
百名山の一つに数えられる、青森県の最高峰・岩木山。山の麓には見渡すかぎり菜の花畑が広がっており、春になると一面が菜の花の黄色で染め上げられる。
青森の春の風物詩として、毎年多くの観光客が訪れる鰺ヶ沢町山田野地区の菜の花畑。
岩木山の残雪と、どこまでも広がる鮮やかな黄色い菜の花畑の組み合わせは、この時期だけの絶景。
連作障害を避け、植える畑を変えるなどして、地元農家の方々がこの美しい景色を守っている。
見ごろの時期:例年5月上旬~下旬
岩木山麓の菜の花畑(いわきさんろくのなのはなばたけ)
所在地 青森県西津軽郡鰺ヶ沢町山田野地区(岩木山麓)
http://www.ajiiku.jp/category/detail.html?cid=1&aid=00002868
◆岩木川河川公園の桜と岩木山
板柳町にある岩木川河川公園は、例年4月になると、ソメイヨシノ、シダレザクラ、ヤエザクラなどが咲き誇る桜の名所。
こちらの公園では、「津軽富士」とも呼ばれる美しいフォルムの山、岩木山と桜とのコラボレーションによる絶景を楽しむことができる。
夕陽に染まる空と桜、まだ雪が残る岩木山が作り出す幻想的な夕景も必見。
岩木川河川公園の桜と岩木山(いわきがわかせんこうえんのさくらといわきさん)
所在地 青森県北津軽郡板柳町板柳字川面
◆弘前公園の花筏
弘前市の中心部に位置し、約49万2,000平方メートルの広さを誇る弘前公園は、青森を代表する桜の名所。例年4月下旬頃、約50種2,600本もの桜が咲き誇り、多くの人を魅了している。
弘前公園の桜は、ひとつの花芽から複数の花が咲く、もこもことしたボリュームのある花付きが特徴で、「日本一の桜」と称されることも。
あわせて注目したいのは、桜が散る頃、お濠に出現する花筏。水面が見えなくなるぐらい一面が花びらで埋め尽くされ、淡いピンク一色に染まる優美な絶景に出会うことができる。
弘前公園の花筏 (ひろさきこうえんのはないかだ)
所在地 青森県弘前市大字下白銀町1
https://www.hirosakipark.jp/sakura/
◆横浜町の菜の花畑
下北半島の中央部に位置する横浜町は、約100ヘクタールにおよぶ日本最大規模の菜の花作付け面積を誇る場所。
例年5月中旬頃、横浜町を南北に走るはまなす街道や農道に菜の花畑が広がる。
どこまでも続く黄色の絨毯と青空とのコントラストは、息をのむほどの美しさ。
横浜町の菜の花畑(よこはままちのなのはなばたけ)
所在地 青森県上北郡横浜町
https://www.aptinet.jp/Detail_display_00000164.html
◆岩木山山麓の桜並木
岩木山山麓、百沢から嶽エリアの県道沿いと支線になんと約20キロにわたり、6,500本のオオヤマザクラが咲き誇る圧巻の桜並木がある。
地元の人の手により毎年植樹が続けられており、「世界一の桜並木」と呼ばれ親しまれているスポットだそう。
見ごろは例年4月下旬~5月上旬。
岩木山山麓の桜並木(いわきさんさんろくのさくらなみき)
所在地 青森県弘前市大字百沢字裾野124
https://www.tohokukanko.jp/sozaishu/detail_1007895.html
◆弘前市りんご公園のりんごの花と岩木山
約9.7ヘクタールの敷地に、80種、約2,300本のりんごが植えられている弘前市りんご公園。
桜の後、5月になると小さな白いりんごの花が咲き始め、残雪の岩木山を背景にした美しい景色は弘前の春ならではの風物詩。
園内ではりんごやりんごを使用したこだわりの商品を買えるほか、りんごスイーツや青森県の郷土料理「いがめんち」などを楽しめるのも嬉しい。
弘前市りんご公園のりんごの花と岩木山(ひろさきしりんごこうえんのりんごのはなといわきさん)
所在地 青森県弘前市大字清水富田字寺沢125
https://aomori-tourism.com/spot/detail_234.html
※記載されている「見ごろ」は例年のものです。気候等により変動する場合がございます。
※施設の休業、イベントの中止・延期の可能性がございます。事前にご確認ください。
文=桐生奈奈子
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