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週刊スーパーマーケットニュース カスミ 、オンラインデリバリー80店舗へ拡大

ダイヤモンド・チェーンストア オンライン / 2024年4月25日 20時59分

カスミの外観

カスミはネットスーパー事業「Online Delivery ignica(オンラインデリバリー イグニカ)」を、4月18日から「フードスクエアカスミ東茂原店」(千葉県茂原市)でも開始した。これにより実施店舗は80店舗に拡大した。オンラインデリバリーは、ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(U.S.M.H)が開発したシステムで、店舗で取り扱う食料品から日用品まで、毎日の生活に必要なものを届けるサービス。スマートフォンやパソコンで注文し、自宅や配送エリア内の指定先で受け取りが可能になる。(4月19日~25日までのニュースをまとめました)

カスミの外観
店舗の外観(カスミのHPより)

ライフコーポレーション
「ソコラ所沢店」をオープン

 425日にオープン。同日オープンの地域密着型商業施設「SOCOLA所沢」内に出店した。埼玉県への出店は蕨市の「蕨駅前店」以来、6年ぶり。埼玉のこだわり商品が並ぶコーナーや、BIO-RAL商品、オリジナル商品や惣菜など、ライフの最新コーナーを展開し、魅力ある品揃えを発信していく。

  • 所在地……埼玉県所沢市北秋津592
  • 売場面積…678
  • 売上目標…30億円
  • 営業時間…9時~2130
  • 駐車台数…311台(共有)
  • 従業員数…社員18名、パート63

オーケー
「松戸常盤平店」をオープン

5月にオープンの予定。売場面積は393坪で、新京成電鉄新京成線「常盤平駅」徒歩1分の場所へ出店する。

  • 所在地……千葉県松戸市常盤平1-12-1
  • 営業時間…830分~2130
  • 駐車台数…77 

いなげや
U.S.M.Hの完全子会社に

 418日の取締役会決議で、ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(U.S.M.H)を株式交換完全親会社、いなげやを株式交換完全子会社とすることを決定。1130日の株式交換の実行で、いなげやはU.S.M.Hの完全子会社となる。

大阪屋ショップ
「小松店」をオープン

 423日、石川県では9店舗目、大阪屋ショップで53店舗目となる「小松店」をオープンした。各売場では、以下のような取り組みを行い、顧客に喜ばれる「スマイルスーパーマーケット」を目指していく。

<青果>新鮮な野菜と果物を日替わり、激安価格で提供。小松市近郊の地元生産者と連携し、地物販売で地産地消に取り組んでいく。

<海産>鮮魚専門店「大和海産」が、橋立漁港・安宅漁港・美川漁港などの地元漁港から毎日朝どれ直送の新鮮な魚を販売。本格鮨をはじめ、マグロ希少部位の焼物・煮物、「大きなエビフライ」などの魚惣菜も多彩に取り揃えていく。

<精肉>極上和牛の1頭仕入れを行い、希少部位からホルモンまで、焼肉専門店並みの豊富な品揃えを行い、リーズナブルな価格で提供。

<惣菜>「新・ごち惣菜」をテーマに、こだわりのメニューを展開。カツメニューに特化したシリーズ「カツ日和」や、だし巻玉子が入ったわっぱ弁当、人気の中華料理店「錦龍」(テナント)が店内でつくる出来立ての弁当や惣菜を提供していく。

<日配・グロサリー>地元商品に加え、アジア・メキシコなどの海外食品、無添加スナック、「紀ノ国屋」「セイコーマート」商品も取り揃えた。また、生活必需品のなかから毎月1000品以上を選び、「超ベストプライス」商品として低価格で提供していく。

  • 所在地……石川県小松市日の出町4-71-1
  • 売場面積…650
  • 売上目標…15億円(初年度)
  • 営業時間…10時~21時(土日祝9時~)
  • 駐車台数…250

ヤマナカ
3月期決算>営業・経常利益は大幅回復

 売上高に営業収入を加えた営業収益は8608800万円(対前期比0.7%減)となったが、営業利益は前期の3200万円から一気に8400万円を計上。経常利益は96600万円(同456.5%増)、当期純利益は65600万円の赤字から47100万円の黒字に転じた。

 2023年度は、既存ビジネスモデルの進化、経営効率の向上、イノベーションの創造に取り組んだ。

 既存ビジネスモデルの進化では、生鮮強化型モデルをブラッシュアップし、収益拡大店舗に経営資本を傾斜。既存店6店舗をリニューアルしたが、特に「覚王山フランテ」については新たなブランド店「フランテロゼ覚王山」として、3つの潤い(商品・生活・店内の潤い)を提供することに注力。生鮮食品とコラボした惣菜や商品を多数展開し、ギフトゾーンやワインコーナーを充実させるなど、売場を一新した。

 経営効率の向上では、生産性の向上を図り、経営資本の分配見直しを推進。店舗においては、セルフ精算レジやハイブリッドレジを導入し、生産性向上に努めた。また、システム導入や更改、デジタル化による業務の見直しを進め、適正人員化による本部の生産性向上にも努めた。

 イノベーションの創造については、宅配業務の見直しに着手するなど、新たなチャレンジに経営資本を傾斜させ、ビジネスチャンスの拡大を図っている。

 大幅な営業増益は、売上原価の112300万円減、販管費の21900万円減が寄与したことに加え、売上総利益が約5億円、営業総利益が55400万円、それぞれ前期より増えたことも功を奏した。

バロー
「リノアス八尾店」をオープン

 426日にオープン。「価値ある商品をよりお値打ちに」をコンセプトに、関西エリアの24店舗目として出店。バローが目指す「デスティネーションストア」を武器に、チラシがなくても喜んでもらえる、圧倒的な専門店の集合体としての店づくりを進めていく。

  • 所在地……大阪府八尾市光町2-60
  • 売場面積…449
  • 営業時間…10時~20
  • 駐車台数…650台(共有)
  • 従業員数…社員17名、パートタイマー115

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