シュローダー・グローバル投資家インサイト2024 ~見通しの難しい環境下、金融プロフェッショナルはグローバル株式やプライベートエクイティ投資を選好~
Digital PR Platform / 2024年12月10日 13時47分
シュローダー(本社:英国 ロンドン)は、世界の金融プロフェッショナル約3,000人を対象に行った調査「シュローダー・グローバル投資家インサイト2024」の結果を発表しました。本調査は、マクロ、サステナビリティ、パブリック市場、プライベート市場に関するさまざまなトピックについて調査し、世界の金融プロフェッショナルの視点を分析するものです。調査は、年金基金、保険会社、ファミリーオフィス、公的機関などの機関投資家の他、個人投資家の資産運用に関わる金融機関、ファイナンシャル・アドバイザーなどを対象に行われ、対象とする機関の運用資産総額は74.5兆米ドルにのぼります。
調査結果の概要
投資パフォーマンスに最も影響を与える要因として70%が「中央銀行の政策」と回答、「高金利」(68%)、「景気後退」(62%)が続く
今後5年間の投資に最も大きな影響を与える分野は「政治・貿易同盟」と考える割合は44%
51%が今後1~2年でグローバル株式への配分を増やすことを検討
AIを現在、使用しておらず今後1~2年で導入する予定がない割合は6%にとどまり、AIの活用が広がっていることを示唆
80%がすでにプライベート市場に投資しているか、今後1~2年以内に投資する予定。プライベートエクイティへの投資を増やす予定の回答者が52%
中央銀行の政策は投資パフォーマンスに最も影響を与える要因
2024年は世界で多くの選挙が実施され、主要中央銀行が利下げに舵を切るなど、世界の政治・経済情勢にとって変化の年となりました。本調査によると、多くのテーマの中で、中央銀行の政策が今後12カ月間のポートフォリオのパフォーマンスに最も影響を与える可能性が高いと考える金融プロフェッショナルが多いことがわかりました。
中央銀行の政策に続いたのは、「高金利」と「景気後退」でした。これらは相互に関連しており、世界の金融プロフェッショナルが、高金利が世界経済に与える悪影響を懸念していることを示唆しています。
Q:今後12カ月間でポートフォリオのパフォーマンスに影響すると予想される事柄(上位5つ)
[画像1]https://digitalpr.jp/simg/2027/100708/500_220_20241210100818675794824f014.jpg
選挙がリスク許容度やポートフォリオに影響すると考える割合は少数派
今年は、世界の多くの国で国政選挙が行われましたが、選挙がもたらす不確実性を理由に、より保守的・リスク回避的な投資姿勢をとった回答者は相対的に少数でした。「今年世界で行われる選挙は、リスク許容度やポートフォリオに影響するか」との問いに対し、41%は、「選挙は短期的な雑音に過ぎず、長期的な投資戦略には影響しない」と回答し、「不確実性が高まるため、ポートフォリオをより保守的・リスク回避的に調整した」(30%)割合を上回りました。
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