シュローダー・グローバル投資家インサイト2024 ~見通しの難しい環境下、金融プロフェッショナルはグローバル株式やプライベートエクイティ投資を選好~
Digital PR Platform / 2024年12月10日 13時47分
Q:今後1~2年間で株式への投資配分はどう変える予定ですか? (「増やす」の上位3つ)
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シュローダー 株式部門共同責任者 アレックス・テダーのコメント:
「回答者の多くがアクティブ運用に明るい見通しを持っていることは興味深い点です。今年の株式市場は少数の企業に支配されてきました。世界的な傾向ではありますが、特にテクノロジーやAIが力を持つ米国で顕著でした。7月以降は、金利の先高感が変化する中で再評価が行われています。」
「これまで注目されず、バリュエーションの面で魅力が高まった分野に目を向けるべき時が来ている可能性があります。公益事業、リート、バイオテクノロジー、代替エネルギーなど、一部の業種は、インフレと金利が低下する環境において、より興味深い投資機会を提供する可能性があります。アクティブマネージャーが未来の勝者になると思われる分野に資金を柔軟に配分できる環境にあります。」
AIの活用が広がる
社内でのAIの活用について尋ねたところ、社内業務の効率化(36%)、投資調査・分析(31%)、リスク管理・モニタリング(28%)に活用されていることがわかりました。現在AIを活用していない場合でも1~2年以内の活用を予定している回答者が21%で、導入する予定がない割合(6%)は少数派にとどまりました*。
機関投資家の回答を見ると、保険会社のうち71%が「資産運用会社による投資調査やポートフォリオ構築」での活用に対し「非常に前向き」または「ある程度前向き」と回答しており、機関投資家の中でも高い割合となりました。
*複数回答可
Q:今後12カ月で、以下の分野でAI等の革新的なテクノロジーを活用することについて、どう考えますか
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プライベートエクイティへの投資を増やす回答者が52%
プライベート市場への投資は広がっており、世界の回答者のうち80%が、所属する組織ですでにプライベート市場に投資しているか、1~2年以内に投資する予定と回答しています。機関投資家では94%がすでにプライベート市場に投資しているか、1~2年以内に投資する予定と回答しました。また、ファイナンシャル・アドバイザーの55%がすでにプライベート資産に投資しており、さらに19%が今後1~2年のうちに投資する予定と回答しています。機関投資家だけでなく、個人にもプライベートアセットの活用が広がっているようです。
プライベートアセットのうち、今後12カ月の間に投資を増やす予定の資産を尋ねたところ、半数以上(52%)が、プライベートエクイティと回答しました。次いでプライベート・デットが45%、再生可能インフラエクイティが42%でした。
年金基金では、プライベートデット(51%)への投資を増やすとした割合が最も多くなりました。一方、保険会社では、インフラデットがプライベートエクイティに続きました。
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