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シュローダー 2025年市場見通し                外国株式

Digital PR Platform / 2024年12月13日 10時0分


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ボトムアップの観点からは、米国経済の継続的な強さと、その他の先進国および発展途上国における緩やかな安定化が、2025年の売上と利益の成長余地をもたらすはずです。

世界の主要地域の今後2年間の市場の収益予想は、毎年平均8~12%の成長という強いものです(出所:LSEG Datastream, Schroders Strategic Research Unit、2024年11月時点)。株式市場の下落がないと仮定すれば、グローバル株式からのリターン機会は、目を見張るようなものではないにせよ、相応のものとなるでしょう。

これらの数字が暗に示しているのは、先の大型テクノロジー株に関する議論と関連する、市場における「拡大」という考え方です。つまり、より小規模な企業等、これまで軽視されてきた企業群が、プラスの資金流入の恩恵を受け始めるということです。図表4が示す通り、中小型株は大型株に対しても、また過去水準と比べても割安です。


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トランプ2.0は多くのことが起こりうる

これまでの内容が極めて楽観的なものであったとすれば、トランプ氏が米国の次期大統領に選出されたことは、中期的には投資家にとって不確定要素となる可能性が高いとみています。以下は私たちの潜在的な影響に関する見解です。

アメリカ・ファースト:この政策は様々な分野に適用されるでしょうが、一言でいえば、グローバル化の縮小、同盟関係の弱体化、不確実性の増大を意味します。市場は不確実性を嫌います。
関税と個人に対する課税:もしトランプ次期大統領が、すべての輸入品に10%または20%の関税をかけ、中国からの輸入品には60%の関税をかけるという政策を実施した場合、その影響は劇的なものになるでしょう。図表5が示す通り、関税は米国の消費者に対する直接的かつネガティブな課税です。トランプ次期大統領は個人に対する減税(主に上位1%の高所得者層が恩恵を受ける)によって影響を相殺しようとするかもしれませんが、いずれにせよインフレに寄与することになるでしょう。債券市場はすでにこれに注目しています。

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