シュローダー 2025年市場見通し 外国株式
Digital PR Platform / 2024年12月13日 10時0分
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法人税減税:トランプ次期大統領は、法人税を現行の21%から15%に減税することで、米国企業の利益を維持するかもしれません。これは間違いなく株式市場にプラスに影響を与えるでしょう。
移民政策:最大1000万人の不法移民(その80%が10年以上居住している)を強制送還する計画を実行に移した場合、GDPへの影響は特に国境を接する州で大きくなる可能性があります。また、その実施には多大なコストがかかるでしょう。
エネルギー政策:エネルギーに関するトランプ次期大統領の見解は「ドリル・ベイビー・ドリル(石油の大量生産)」という言葉に集約されます。消費者のガソリン代を下げることが目的なので、トランプ次期大統領は米国の石油部門に生産計画を前倒しし、成長を促すでしょう。これは、世界経済と気候の脱炭素化にとって良いことではなく、額面通りでは再生可能エネルギーセクターにとっても良いことではありません。ただし、世界の他の地域が、炭素削減とネットゼロに向けた計画を進めており、米国のグリーンエネルギー企業もこれに参画するでしょう。
トランプ政権下では、世界は明らかに異なる場所になるでしょう。トランプ次期大統領の政策やイニシアチブの中には、意図した結果だけでなく、多くの意図しない結果を招くものもあるでしょう。少なくとも、その結果、市場のボラティリティは高まることが想定されます。
このような環境下でも、収益、キャッシュフロー、利益の面でポジティブなサプライズをもたらす可能性の大きい企業を発掘する、という方針に変更はございません。株価は時にファンダメンタルズから乖離することもありますが(時には予想よりはるかに長い期間)、最終的には常に企業業績に従うものです。変動が大きく、変化の激しい世界では、投資の規律の重要性が一層際立ちます。私たちは成長への対応と同時に、ボラティリティへの備えも怠りません。
エマージング株式市場の見通し
エマージング株式の見通しは、トランプ政権の影響に関する不確実性の影響を受けています。インドと台湾以外の株価水準はおおむね割安な水準にありますが、市場は不確実性に直面しています。主な要因は、関税リスク、米ドル高とイールドカーブの上昇(米国債利回りの上昇)、中国の政策、インド、テクノロジーの動向等です。
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