シュローダー 2025年市場見通し プライベート・アセット
Digital PR Platform / 2024年12月16日 10時18分
ベンチャー・キャピタルは、パンデミック時に見られた熱狂の後、資金調達において健全な調整が行われました。一方、取引機会はAIの台頭によって牽引されており、このAI関連分野へのベンチャー投資のシェアは2022年の2%から2024年には推定で15%まで増加しています。2024年にはレイトステージのラウンドのバリュエーションが大幅に上昇し、現在は2021年のピークからわずか20%低い水準であるため、アーリーステージのAI案件が特に魅力的であると私たちは考えています。
継続ファンドの成長は魅力的な機会を提供
継続ファンドは、他のエグジット機会との競合が少なく、分配金が過去平均を下回っているため、投資家からの流動性への需要が高いことから、プライベート・エクイティにアクセスする魅力的な機会を提供しています。
かつてはセカンダリー市場の小さなセグメントであった継続ファンド(GP主導型セカンダリーとしても知られる)は、現在では年間取引量の約半分を占め、2016年から2023年までの年平均成長率は24%を記録しています(図表参照)。より多くのファンドマネージャーが継続ファンドを活用して保有期間を延長し、優良企業を支援するための新たな資本を提供する一方で、既存の投資家には貴重な流動性ソリューションを提供するため、この力強い成長は継続することが予想されます。
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当社のモデルは、2025年が不動産エクイティにとって好調なビンテージ年となることを示唆
様々なプライベート市場の戦略の中で、不動産エクイティは資金調達、取引活動、バリュエーションにおいて最も厳しい調整に見舞われています(図を参照)。世界的にみると、米国のオフィス・セクターが、景気循環的な理由と構造的な理由の両方から最も大きな影響を受けています。
現在、世界の不動産バリュエーションは底を打ちつつあり、当社のモデルは2025年が魅力的なビンテージ年となると予測しています。現在までの様々な価格調整の程度を反映し、地域やセクターを問わず、連続的な投資機会が生じてくると見ています。例えば英国では、価格の再調整はかなり進んでおり、特に工業用セクターで高い相対価値を生み出しています。倉庫と物流も堅調なファンダメンタルズにより際立っており、ESGに準拠したスペースの供給制約と建設コストの上昇によって需要が支えられています。
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