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2025年に向けた金融サービスに関する13の予測

Digital PR Platform / 2025年1月7日 11時15分

SASの専門家が予測するAIが加速する金融サービストレンド:
不正対策、リスク管理、カスタマーエクスペリエンスなどに大きな変革をもたらす

データとAIのリーディングカンパニーである米国SAS Institute Inc.(以下 SAS)は、2025年に向けて金融業界で予想される主要なトレンドについて発表しました。SASの専門家による予測では、AIの加速が不正対策、リスク管理、顧客体験など、さまざまな分野における大きな進展をもたらすと見込まれています。

経済的な逆風、規制の不確実性、そして急速に進化するテクノロジーに直面する中、AIは重要な役割を果たすことになるでしょう。銀行業界における生成AI( https://www.sas.com/en/whitepapers/your-journey-to-the-genai-future-114042.html
)の活用に関する最近の報告書では、多くの銀行が、従業員エクスペリエンス、リスク、コンプライアンス、さらに時間やコストの削減において、生成AIの大きなメリットを享受していることが示されています。

SASのエグゼクティブおよび専門家が、AI、データ管理、ESG、リテールメディアなどにおける来年のトレンドや変化について、13項目を予測しています。

産業化が進む中、蔓延するデジタル不正
不正も商業化が進み、社会的、経済的、技術的要因が重なる最悪の状況の中、不正はかつてないほど一般化し、犯行も容易になっています。最近のある調査では、Z世代の42%が正当な取引に異議を唱えたことを認めています。同時に、フィッシング攻撃やその他のデジタル犯罪を自動化する、低価格で簡単にアクセスできる生成AIツールの普及に後押しされ、fraud as a service(サービスとしての不正)が台頭してきています。犯罪行為に手を出してしまうことへの障壁は、かつてないほど低くなっているのです。銀行業界のリーダーは、不正防止に対する消費者の期待に応えるために、できるだけ早急に考え方を変化させ、迅速に対応する必要があります。
― SAS 金融業界不正担当シニアコンサルタント、トーマス・フレンチ(Thomas French)

産業界はAIのパワーに対する需要とその運用に必要なエネルギーのバランスに苦慮
産業界が高速化、自動化、生産性向上を推進するためにAIを切望する中、AIには、より高度な処理に対応するためのGPUが必要となっています。銀行をはじめとする企業は、より多くのエネルギーを消費しながらも、自社の環境持続可能性を高め、ESG(環境・社会・ガバナンス)対策を推進しなければならないというプレッシャーに直面するパラドックスに陥っています。IFRS第1号と第2号で義務付けられたサステナビリティ関連の開示により、地球温暖化の主な要因であるエネルギー消費に対する監視の目は厳しくなるばかりです。

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