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肝動脈化学塞栓療法と薬剤2種の併用で肝細胞がんへの治療効果が向上 レンバチニブとペムブロリズマブ併用による肝細胞がんの完治に期待

Digital PR Platform / 2025年1月14日 20時5分

【用語解説】
※1 肝動脈化学塞栓療法:transarterial chemoembolization(TACE)という。カテーテルで抗がん剤と血液の流れを止め、腫瘍への養分などの供給を断つ塞栓物質を注入して、がん細胞の増殖を抑える手法。
※2 免疫チェックポイント阻害剤:免疫細胞の力を保ち、がん細胞を攻撃する治療薬。
※3 無増悪生存期間:治療中や治療後に、がんが進行せず安定した状態の期間。
※4 全生存期間:抗がん剤の臨床試験において、試験登録日もしくは治療開始日から生存した期間のことを示す。亡くなった原因ががんであるかどうかに関係なく、がん以外の病気や交通事故などで亡くなっても、統計上は同じ死亡として取り扱われる。
※5 多施設共同無作為化二重盲検第3相試験:臨床試験のうち、第1相(少数の康な成人を対象)、第2相(少数の患者を対象)を経て、多施設に罹っている大人数の患者を対象とした試験で、研究者も患者もどちらが治療薬群かを把握していない臨床試験。
※6 TACTICS試験:TACEとソラフェニブの併用療法と、TACEのみを比較した第2相試験。Transarterial Chemoembolisation Therapy in Combination with Sorafenib as Compared with TACE Alone in Patients with Hepatocellular Carcinomaの略。
※7 第1相試験:臨床試験のうち、少数の健康な成人を対象としたもの。
※8 パフォーマンスステータス:全身状態の指標の一つで、日常生活における患者の制限の程度を5段階に分類したもの。
※9 Child-Pugh分類:肝臓の残された機能(肝予備能)を評価する分類法。この評価に基づき、治療法を決定する。
※10 α-フェトプロテイン値:肝臓の腫瘍マーカーの一つで、基準値よりも大幅に高い場合は肝臓がん、少し高い場合は肝炎や肝硬変などの疾患が疑われる。
※11 ALBIグレード:肝予備能の評価で、Child-Pughに代わる分類法。総ビリルビン、アルブミンという2種類の検査データのみを用いて統計学的に評価する方法。
※12 RECISTv1.1:平成21年(2009年)に発表された、固形がんの治療効果判定のための新ガイドライン。

【関連リンク】
医学部 医学科 教授 工藤正俊(クドウマサトシ)
https://www.kindai.ac.jp/meikan/569-kudou-masatoshi.html

医学部
https://www.kindai.ac.jp/medicine/


▼本件に関する問い合わせ先
広報室
住所:〒577-8502 大阪府東大阪市小若江3-4-1
TEL:06‐4307‐3007
FAX:06‐6727‐5288
メール:koho@kindai.ac.jp


【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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