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追手門学院大学などの研究チームがフッ化物超イオン伝導を示す新物質を創出 ― 次世代電池「全固体フッ化物イオン電池」の開発が大きく加速

Digital PR Platform / 2025年1月15日 14時5分

【用語説明】 
[1]ファンデルワールス半径: 隣接する分子や原子の間の、非結合の原子間距離のこと。
[2]電気陰性度: 原子が電子を引き寄せる強さの相対的な尺度のこと。
[3]全固体フッ化物イオン電池: フッ化物イオンが固体電解質を介して正極・負極間を移動することで充放電が可能となる蓄電池のこと。
[4]固体電解質: 電場下でイオンが拡散することのできる固体の総称。蓄電池において、正極・負極の間でイオン輸送と電子絶縁性を担う。
[5]lone pairイオン: 原子の最外殻の電子対のうち、共有結合に関与していない電子対を有するイオンのこと。Tl⁺, Pb²⁺などが該当する。
[6]分極率: 原子や分子の電子雲などがもつ電荷分布の相対的な偏りを表す物理量であり、伝導種としては分極率が大きい方が望ましい。
[7]固相反応法: 出発原料の粒成長を利用し、溶融することなく、固相から直接目的の物質を得る方法。
[8]放射光XRD: 放射光X線が多数の特定の方向に回折する性質を用いて、結晶構造を決定する手法。
[9]SEM-EDX: 試料への電子線照射によって発生した特性X線を、エネルギー分散型X線分光装置で検出することにより元素分析が可能となる。
[10]XPS: X線光電子分光法の略。試料表面にX線を照射し、その際に生じる光電子のエネルギーを測定することで、試料の構成元素とその電子状態(例えば価数)を分析することができる。
[11]ニューラルネットワークポテンシャル動力学法: 与えられた原子構造から特定の関数を使ってポテンシャルエネルギーを計算する。この関数は「力場」と呼ばれ、ニューラルネットワーク力場では経験的な知識を使わずに、学習によってゼロから力場を構成する。
[12]ファンデルワールス化合物: 分子間力の一種であるファンデルワールス力によって形成される化合物のこと。




▼本件に関する問い合わせ先
追手門学院 広報課
仲西・織田
住所:〒567-0008 大阪府茨木市西安威2-1-15
TEL:072-641-9590
メール:koho@otemon.ac.jp


【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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