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【新刊情報/梓書院】「プラダ・フェルトリネッリ賞」を日本人で初受賞し、デビュー作『陽光』で注目を集めた著者待望の最新作。『泥だんご』

Digital PR Platform / 2024年1月18日 10時0分

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ペンとレコーダーを片手に訪ねた陶芸家、画家、ワイン生産者、竹細工作家……。
土をめぐる長編小説。


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■現役で活動する実在の人々の声
この作品は、著者が実際に陶芸家、画家、ワイン生産者、竹細工作家などを訪ねて聞き取った、15人の対話と38の断章からなる長編小説です。断片的なエピソードが重なり合い、さまざまな語りが響き合いながら物語は進みます。

■静かな手触りを伝える作品世界
「この形をつくりたいからこの土を選ぶっていうわけじゃないです。この土があって、じゃあもうなるようになってください、です」
「ここに書いてあるのは本当のことですか? つくり話ですよね?」「この世界では本当のことです」
土と触れ合い、ものづくりを続ける人々との会話は、一見すると不思議に聞こえることも多々。しかし、その端々から、土との触れ合いや作品づくりを通して見えてくる世界が感じられます。

■編集担当より
「本書は読み進めていくうちに、自分の中で作品がつくりあげられていくような、土の手触りが感じられてくるような作品です。土が火に入って器になるように、その質感の変化や手触りをどうぞお楽しみください。」


【著者】松嶋 圭(まつしま けい)
1974年長崎県壱岐市生まれ。精神科医。
2016年『Conversations with Shadows』にて、第3回プラダ・フェルトリネッリ賞(プラダ主催・国際文学賞)受賞。2018年『陽光』(梓書院)刊行。また、インドを舞台とした長編小説『月をたれたる』は第37回太宰治賞の最終候補作品となる。
実在の人々にインタビューを重ね、それらの声から響き合うものを小説にする独特の創作スタイルを持つ。熊本の文芸誌『アルテリ』に掲載された短編が日本近代史家・渡辺京二氏の目にとまり、続編を書くようにすすめられたことが『陽光』執筆のきっかけとなる。『陽光』は発売後3カ月で増刷となり、九州だけでなく全国で読者に静かな感動を呼び起こした。


□商品概要
・商品名:『泥だんご』
・形態:四六判(128×188mm)、フランス装、236ページ
・希望小売価格:1,800円(消費税抜)、1,980円(消費税10%込)
・発売日:2024年1月31日(水)
・販売先:全国書店、amazon等
・販売元:株式会社梓書院

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