壁紙の上から塗装する「クロスカラーリングサービス」を東京・神奈川エリアで実施

賃貸住宅の原状回復工事でCO₂排出量を99％,施工作業時間50％削減 SDGsに寄与

　関西ペイント株式会社（本社：大阪府大阪市北区、代表取締役社長：毛利訓士、以下「関西ペイント」）の100％子会社である関西ペイントブラーノ株式会社（東京都渋谷区・代表取締役社長：小野郁美、以下「関西ペイントブラーノ」）は、首都圏・東海・九州地域を中心に不動産事業全般を展開するタウングループのグループ会社である株式会社イズミリフォーム（東京都千代田区・代表取締役社長：水島久志）と一般社団法人インテリアペインター協会（福岡県北九州市・代表理事：宮本 伸宏、以下「インテリアペインター協会」）の３社で、原状回復工事における環境負荷低減・工期短縮を目的とした事業を１月25日より開始します。

　賃貸住宅の退去時に発生する一般的な壁紙貼り替え工事に替わる方法として、CO₂排出量を約99％、施工作業時間を約50％削減できる「クロスカラーリングサービス」の一都三県での本格導入を目指し、まずは東京・神奈川エリアから実証実験を開始します。SDGsの観点からCO₂排出量の削減や繁忙期の職人不足など賃貸業界が抱える原状回復工事の課題解決に一石を投じる新しい取組みとして浸透を図ってまいります。

クロスカラーリングサービスの特長　※一般的な壁紙貼り替え工事との比較

・壁紙を剥がさず、その上から着色をすることでそのまま原状回復工事が可能
・CO₂排出量を約99％削減可能
・施工費用を約40～50％削減可能
・施工作業時間を約50％削減可能
・石綿含有調査の最小化が可能

　本サービスはインテリアペインター協会が開発し、関西ペイントは本サービスのために開発した住宅内装クロス専用塗料を提供しています。専用塗料、専用道具、工法を組み合わせることで、壁紙を剥がさず迅速かつ綺麗に原状回復工事を実現することができ、工期短縮により、生産性の向上、人手不足解消につながるサービスです。今後は全国の住宅管理会社による賃貸住宅の内装原状回復工事や、ホテルや商業施設の運営会社による内装リニューアルなど、幅広いニーズに対応していくことも計画しております。本サービスを通じて産業廃棄物減少による環境負荷の軽減のみならず、職人不足解消に貢献してまいります。


■関西ペイントブラーノ株式会社について
会社名 : 関西ペイントブラーノ株式会社
本 社 : 東京都渋谷区神南1 丁目7 - 7 ANDOS-Ⅱ 6 F
代表者 : 代表取締役社長 小野　郁美
設 立 : 2022 年 5 月
事業内容 : ECサイト運営・商品販売、商品開発、クロスカラーリングの普及
ホームページ : https://kansaipaint-burano.co.jp/
　関西ペイント株式会社が100%出資する子会社として2022年に創業。昨今のデジタル社会に対応すべく、DX化を前提とし、「色彩」にまつわるあらゆる領域での事業開発を推進する計画。特にECビジネスにおいては、顧客の暮らしを豊かにする商材を取り扱い、多角的な視点から“モノ”の販売はもちろん、“コト”の販売を計画しており、さまざまなアプローチを企画している。