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ニデックパワートレインシステムズによる業界初のブローバイガスリーク診断用ソレノイドバルブの開発について

Digital PR Platform / 2024年1月26日 15時30分

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ニデックパワートレインシステムズによる業界初の
ブローバイガスリーク診断用ソレノイドバルブの開発について


 ニデック株式会社のグループ会社であるニデックパワートレインシステムズ(以下、当社)はこのたび自動車エンジン向けのブローバイガスリーク診断用のソレノイドバルブを開発しました。


[画像2]https://user.pr-automation.jp/simg/2504/82360/200_172_2024012613134965b3317dd4364.png


ブローバイガスリーク診断用ソレノイドバルブ

 内燃機関において、ピストンとピストンを収めるシリンダーにはわずかな隙間があり、そこから燃焼行程で高圧となった排気や未燃焼の混合気はクランクケース内に漏れ出します。この気体は「ブローバイガス」と呼ばれ、大気汚染の原因となることから現在の自動車はガスを解放せずにクランクケースを密閉式として、内部に溜まるガスを還元装置を通じて吸気管に戻し、新しい吸気と混合させて再び燃焼室に送る構造とすることが義務付けられています。

 北米において、CARB(California Air Resources Board:カリフォルニア大気資源委員会)の制定する世界で最も厳しい車載故障診断システムレベルII要件をクリアするためには、ブローバイガスの漏出を診断する機能の搭載が必要であり、本製品は上記のニーズに応えて開発した業界初の製品です。

 本製品はブローバイガスを還元するブリーザーホースにつながれており、リーク(漏洩)診断時にガスの流路を遮断するために使われます。これによりブリーザーホースを含むエンジン内の圧力を測定することで、ブローバイガスが外部に漏れていないかの診断が可能になります。

 本製品含むブローバイガス通路内は未燃焼のガスやエンジンオイルなどの固着、低温等の過酷な環境にさらされるため、高い信頼性が求められます。当社は変速機やエンジンに使用されるソレノイドバルブを長年にわたって開発・製造しており、本製品にはそれらのノウハウが活かされています。

 今後も当社は世界No.1の総合モーターメーカーグループの一員として、軽薄短小技術、高効率化技術、制御技術を駆使した製品を開発し、自動車の進化に貢献する革新的ソリューションを圧倒的なスピードで提案していきます。









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