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【シュローダー】インドの成長ストーリー - プライベート・エクイティの役割と3Dリセット

Digital PR Platform / 2024年1月31日 16時0分

これらの事実は、2028年までに年率7%の成長が見込まれ、第3位の経済大国への躍進が期待されるインドを牽引する、ほんの一部の要因に過ぎません。消費財、テクノロジーを活用したビジネス・サービス、ヘルスケアセクターはインドの成長における最前線ですが、プライベート・エクイティはこれらのセクターを注視しており、インドの変革に参加するための魅力的な方法となります。


インドの消費者の台頭
ほとんどの経済大国が人口減少や労働力不足といった人口動態のトレンドと闘う中、インドは人口の年齢中央値が29歳と若く、高度なスキルを持ち、デジタル化が進んだ魅力的な人口動態を有しています。インドのGDPは2030年までに6兆米ドルに達すると予想される中、個人消費がGDPの約60%を占めることから、消費者向け企業には大きなビジネスチャンスがあります。さらに、小売業におけるオンライン普及率は10%未満であり、特にデジタル決済の増加、デジタル・アクセシビリティの向上、中間層の増加により、小売業の成長には大きな余地が残されています。


ケーススタディ: 消費者セクター
シュローダー・キャピタルは、2016年にインドの大手眼鏡企業に直接投資を実施しました。投資後、同社はインド内外で事業を拡大し、アジアや中東の消費者を開拓しています。デジタル化の普及が進む中、同社はオンラインでの存在感を高めると同時に、小売店の拠点を拡大し、オムニチャネル・プレーヤーへと進化しました。店舗数は世界全体で100店舗から1,500店舗以上に増加しました。さらに、製造能力と業務効率改善への投資により、同社は自社製品の売上を伸ばし、利益率を高めています。


テクノロジーを活用した市場リーダーとしてのインドの長い歴史における投資機会
ITセクターは長い間、インド経済で重要な地位を占めてきました。インドには米国の10倍以上のテクノロジー労働力があり、毎年1,000万人の卒業生が人材プールに加わっています。人口動態の変化、脱グローバル化、脱炭素化のトレンドは、特にフィンテックやB2Bマーケットプレイスなどの分野で、インドのテクノロジー産業を活性化させています。

インドは、米国と中国に次ぐ第3位のフィンテック市場です。フィンテック革新のきっかけとなったのは、モバイル利用の急拡大です。これは、世界最低水準のデータ通信料と、生体認証デジタルID(Aadhaar)や統合決済インターフェイス(UPI)といった世界をリードするデジタル・インフラストラクチャーによって支えられています。当初は決済の利用がこのモメンタムをけん引していましたが、融資、ウェルステック、ブロックチェーン技術などのイノベーションも生まれています。

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