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【京都産業大学】幼稚園児向けに3Dプリンタなどデジタル工作機器を用いたイベントを開催

Digital PR Platform / 2024年3月22日 2時5分

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京都産業大学 情報理工学部 伊藤 慎一郎 准教授らは、デジタル工作機器である3Dプリンタやレーザーカッターを用いたイベントを京都産業大学すみれ幼稚園にて開催。園児たちは次世代のものづくりを体験した。




京都産業大学 情報理工学部 伊藤 慎一郎 准教授と情報理工学部、生命科学部の学生3人は、最新のデジタル工作機器を使って「ものづくり」に取り組める学びの場「ファブスペース」主催の企画として、京都産業大学すみれ幼稚園の年長組園児の約60人を対象に3Dプリンタやレーザーカッターを用いたデジタルファブリケーション体験イベントを同園にて開催した。
イベントは、園児にデジタルデータをもとに創造物を制作する技術であるデジタルファブリケーションに触れる機会を創出することを目的に開催し、3Dプリンタによる立体造形の実演と、レーザーカッターの加工物を用いた立体パズル遊びを園児たちは体験した。

3Dプリンタによる実演では、キャンパスから持参した3Dプリンタを用いて、園名である「す」「み」「れ」を実際にそれぞれ造形し、その様子を園児に観察してもらった。3Dプリンタの名称を知っている園児は数人いたものの、実際に稼働する様子を初めて見る園児たちは、それぞれの文字が造形される様子を興味津々に見ていた。レーザーカッターについては大型機器のため同園に持参できなかったものの、スタッフとしてイベントに参加した学生自らが作業風景をキャンパスで撮影し、その動画をもとにレーザーカッターによる加工の紹介を行った。また、柔らかく弾力のあるEVA素材をレーザーカッターで人や動物、花型などに加工し、それらのパーツをパズルのように組み合わせる立体パズル遊びを園児たちは体験した。

イベントに参加した園児からは「3Dプリンタを見られて楽しかった」「レーザーカッターで切られたスポンジ(EVA)で遊べて楽しかった」といった声があがった。さらに、自由に造形できる3Dプリンタについては「平仮名だけではなく、片仮名や漢字も(造形)できるの?」や、レーザーカッターの使用に連動して稼働する集塵機の音を聞いて「風の音が聞こえるのはなぜ?」といったデジタル工作機器への熱心な質問も寄せられた。

伊藤准教授は、「今後もデジタルテクノロジーを活用しながら、ものづくりを通じた学びと交流を幅広い世代へ広げていきたい」と語った。

むすんで、うみだす。  上賀茂・神山 京都産業大学

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