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東京工芸大学大学院工学研究科2年生の井尻歌衣さんがJIA大学院修士設計展2024で最優秀賞を受賞

Digital PR Platform / 2024年3月22日 2時5分

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東京工芸大学(学長:吉野弘章、所在地:神奈川県厚木市)大学院工学研究科2年生・井尻歌衣さんの修士設計作品「私の記憶のヒロイックフレーム ―建築空間体験による記憶の設計―」が、第22回JIA関東甲信越支部大学院修士設計展2024で最優秀賞を受賞した。




 JIA大学院修士設計展は2003年に開始された、全国でも数少ない修士設計のコンクール。井尻歌衣さんの修士設計作品「私の記憶のヒロイックフレーム ―建築空間体験による記憶の設計―」は、その斬新な設計手法とそこからつくり出される魅力的な建築空間が高く評価され、このたび最優秀賞を受賞した。

 審査は3月15日(金)に行われ、建築家の岸和郎氏による一次審査で52作品の中から8作品が選ばれた。二次審査では、選出された8名の発表者が模型を用意し、PowerPointを使用したプレゼンテーションを実施。岸審査員および実行委員会のメンバーとの質疑応答の後、最優秀賞3名、奨励賞5名が決定した。5月1日からは支部ホームページで、応募作品全作品がWeb上に掲載される予定。
 井尻さんの受賞作品は以下の通り。

【私の記憶のヒロイックフレーム ―建築空間体験による記憶の設計―】
・受 賞 者 :東京工芸大学 大学院工学研究科建築学・風工学専攻博士前期課程2年 井尻歌衣さん
・作 品 名 :「私の記憶のヒロイックフレーム ―建築空間体験による記憶の設計―」
・作品概要:
「故人である父の存在を感じさせる住宅を設計しました。この作品は、父が遺した家族写真を『父の私へのまなざし』として捉え、これをもとに家族の記憶を形にする設計を試みました。具体的には、過去の写真から抽出した空間的な断片を現在の実家に組み込むことで、父との記憶を蘇らせる新しいリノベーション手法を採用しました。このアプローチは、『記憶の設計』という概念を体現し、施主の未言語化された感情やパーソナリティを設計に結びつける方法を探求するものです。」
・本人コメント:
「私の中の父の記憶を扱った作品で、非常に個人的なテーマであるが故に研究としてふさわしいのかも含めて迷った時期もありました。それでも建築を志す上では避けては通れない主題であり、それが理解されたことが嬉しいです。制作を後押ししてくれた母と共に受賞の喜びをかみしめたいと思います。」




 東京工芸大学は2023年に創立100周年を迎えた。1978年に設置された大学院工学研究科は、最先端の研究活動に不可欠な最新の装置と設備を備えている。同大は今後も、この探究フィールドを活用し、幅広い視野と豊かな独創性を兼備した高度な技術者や研究者へと育成していく。

■第22回JIA関東甲信越支部 大学院修士設計展2024
【URL】 https://www.jia-kanto.org/kanto/activity_event/competition/11384.html

■東京工芸大学
 東京工芸大学は1923(大正12)年に創立した「小西寫眞(写真)専門学校」を前身とし、当初からテクノロジーとアートを融合した無限の可能性を追究し続けてきた。2023年に創立100周年を迎えた。
【URL】 https://www.t-kougei.ac.jp/



▼本リリースに関するお問い合わせ 
 学校法人東京工芸大学 総務・企画課 広報担当 
 TEL:03-5371-2741
 MAIL:university.pr@office.t-kougei.ac.jp


【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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