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病原体やがんに対する免疫に関わる転写因子IRF8の複数のエンハンサー間の相互作用を解析

Digital PR Platform / 2024年4月24日 10時0分


[画像4]https://digitalpr.jp/simg/1706/87204/450_68_2024042315525166275ac30bef7.jpg




用語説明
*1 樹状細胞:免疫応答の初期段階でサイトカインなどを分泌する自然免疫を生じるのに加え、T細胞に異物の目印(抗原)を提示することによって獲得免疫の引き金をも引く、免疫の司令塔と表現される細胞。
*2 転写因子:それぞれ特徴的なDNA配列を認識して様々なゲノム部位に結合することで、遺伝子からRNAの転写を制御するタンパク質。ヒトでは1,500種類以上あると言われている。
*3 エンハンサー:転写因子が結合することで活性化が制御され遺伝子の発現を調節するゲノムDNA領域。
*4 細胞分化:様々な種類の細胞に変化できる細胞(幹細胞や前駆細胞)が、特定の機能を持って成熟した細胞になっていくこと。
*5 造血幹細胞:骨髄内に存在し、全ての血液細胞に分化する能力と、細胞分裂しても自らを維持する自己複製能を有する組織幹細胞の一種。
*6 多能性造血前駆細胞:自己複製能は低いが多種類の血球細胞を作り出す能力を持つ前駆細胞。
*7 単核貪食細胞:単球・マクロファージと樹状細胞の総称。これらの細胞は貪食能や炎症性サイトカイン産生、抗原提示能などの機能を有しており、自然免疫のみならず獲得免疫に繋ぐ重要な免疫細胞群である。
*8 クロマチン高次構造:遺伝子発現に重要とされるクロマチン(ゲノムDNAとヒストンなどのタンパク質の複合体)の立体構造。
*9 クロマチンドメイン:クロマチン高次構造において、会合頻度の高いクロマチンの構造単位。
*10 対立遺伝子座:染色体上の遺伝子の位置を、遺伝子座という。ヒトをはじめとした2倍体の生物は、父親と母親それぞれから引き継いだ同一の遺伝子があり、2倍体の生物は各遺伝子について2つの対立遺伝子座を持つ。

参考文献
Murakami et al; A RUNX–CBFb-driven enhancer directs the Irf8 dose-dependent lineage choice between DCs and monocytes. Nat Immunol 22(3): 301-311(2021)






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