【注意喚起】古いエアコン・扇風機の事故に注意
Digital PR Platform / 2024年5月30日 11時0分
その“レトロ”ちょっと待った~!
暑い夏に活躍する製品として、エアコン(※1)や扇風機(※2)がありますが、使用頻度が高くなる夏季に製品事故が多く発生しています。独立行政法人製品評価技術基盤機構[NITE(ナイト)、理事長:長谷川 史彦、本所:東京都渋谷区西原]は、エアコン及び扇風機を使用する前に気を付けるポイントを紹介します。
[画像1]https://digitalpr.jp/simg/2526/88912/600_302_2024052817471066559a0ece3e2.png
NITEに通知された製品事故情報(※4)において、エアコン及び扇風機の事故は2019年度から2023年度の 5 年間に合計403件 (エアコン:340件、扇風機:63件)ありました。
製造されてからの年数が経った製品ほど、何かしらの不具合を生じて火災に繋がるケースが増える傾向にあります。最近では、趣がある“レトロ”なアイテムに注目が集まっており、昭和レトロを感じる古い扇風機もそのひとつです。物を大切に長く使うのは大事なことです。しかし、製品にも寿命はあります。もし製品に異常が見られたら、直ちに使用を中止し、レトロな製品はインテリアにとどめるなどして安全に過ごしましょう。
また、製品の取扱説明書や据付説明書で禁止されている行為をしたことによる事故も発生していますので注意してください。特にエアコンでは、誤った内部洗浄や配線を途中接続したことによる火災事故などが発生しています。
夏を迎える前に、製品に不具合が生じていないか点検するとともに、取扱説明書などで禁止されている行為をしていないか確認し、快適で安全な夏を過ごしましょう。
■エアコン・扇風機を使用する前に気を付けるポイント
○異常(異音や異臭がする、意図せず停止するなど)がないか点検する。
○エアコンの取り付け・取り外し・内部洗浄といった工事や作業は、販売店やメーカーに相談し、専門の知識や資格を有する業者に依頼する。
○使用している製品がリコール対象ではないか確認する。
(※1)ルームエアコン(室外機も含みます)。
(※2)サーキュレーターや電気冷温風機、電源がソーラー発電・乾電池・USB端子により給電するもの(携帯用扇風機など)は除きます。
(※3)本資料における内部洗浄とは、液状の洗浄剤などを噴霧し機器内部の汚れなどを洗い流すことを指します。各機器の取扱説明書に記載されているフィルターなどの手入れは該当しません。
(※4)消費生活用製品安全法に基づき報告された重大製品事故に加え、事故情報収集制度により収集された非重大製品事故やヒヤリハット情報(被害なし)を含みます。
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