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【GIGAスクール構想で進むPC導入、教育現場の実態を調査】公立学校教員の約9割がオフィスソフトの学習を重要視

Digital PR Platform / 2024年6月18日 11時7分

まず、導入した端末は「Chromebook」が41.6%で最も多く、次いで「iPad」が34.7%、「Windows PC」が28.7%と続いています。「Chromebook」を導入した学校では、児童・生徒用のグループウェアとして「Google Workspace」が54.8%で最も多く使用されており、「Windows PC」を導入した学校では、「Microsoft 365」の利用が62.1%と最も多いことが明らかになりました。「Chromebook」の利用では、「シンプルで起動が早い」という点が59.5%と高く評価されている一方で、教員の38.1%が「自身が慣れ親しんでおらず、児童・生徒に教えにくい」と感じており、操作の習得が課題となっています。さらに、「WindowsやMac特有のアプリが使用できない」という問題も33.3%の教員が指摘しており、「オフィスソフトを使用する機会がない」と答えた教員も26.2%いました。自由回答では、「縦書きの日本語入力ができない」などの声も挙がっています。また、87.1%が、生徒の将来を見据えた時に、オフィスソフトの操作を学習しておくことが重要だと認識しており、その理由として「将来的に多くの職場でオフィスソフトのスキルが必要とされるから」(78.4%)と回答しています。

今回の調査では、教育現場での端末導入の実態と、それに伴うソフトウェアの使用状況が明らかにされました。「Chromebook」の普及が進む中、将来的に多くの職場でオフィスソフトのスキルが必要とされると考えられることから、オフィスソフトを使用できないことに対する懸念の声が多く聞かれました。児童・生徒が、将来社会で活躍するために必要とされるスキルを育成するためにも、教育現場での環境づくりを推進していくことが重要といえるのではないでしょうか。


▼調査レポートの全文ダウンロードはこちら
https://biz.wpscloud.jp/useful-books/wp_gigaschool-research



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