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油脂を使ったレディトゥイート (fatty-RTE) 食品の多用が健康リスクを高めることを日本で初めて明らかに--家庭外で作られた食品や料理はその質と不足栄養素の補完が鍵となる

Digital PR Platform / 2024年6月20日 14時5分

*7 飽和脂肪酸:炭素鎖に二重結合がない直鎖状の脂肪酸で、同じ炭素数の不飽和脂肪酸に比べて、室温で溶けにくい性質があります。肉の脂身、バター、ラード、牛脂、チーズ、生クリーム、ヤシ油に多く含まれています。ヒトの体内では食事由来の他、余剰の糖質からアセチルCoAを経て飽和脂肪酸が合成されます。飽和脂肪酸の過剰摂取は高LDL-コレステロール血症の原因となり、心疾患の発症率を高めます。

*8 EPA/AA比:血中EPAとアラキドン酸(AA)濃度の比で、それぞれの脂肪酸から合成される生理活性物質が拮抗的に働くため、この比が低いと動脈硬化を発症しやすくなるとされています。

(8) 論文情報
雑誌名:Nutrients
論文名:A Cross-Sectional Pilot Study on Association of Ready-to-Eat and Processed Food Intakes with Metabolic Factors, Serum Trans Fat and Phospholipid Fatty Acid Compositions in Healthy Japanese Adults
執筆者名(所属機関名):丸山千寿子1,2, 内山美弥1, 梅澤愛理子 2, 徳永葵2, 安田朱里 2, 千葉井加奈子 2, 福田千恵子 2, 市来りな 2, 亀山詞子 2, 篠原正和 3
(1日本女子大学家政学研究科食物・栄養学専攻、2日本女子大学家政学部食物学科 
3神戸大学大学院医学研究科 質量分析総合センター / 未来医学講座分子疫学分野)
掲載日時(現地時間):2024年4月2日
掲載URL: https://www.mdpi.com/2072-6643/16/7/1032
DOI: 10.3390/nu16071032.

(9) 研究助成
研究費名:一般社団法人旗影会研究助成 2018T023
研究課題名:動脈硬化予防的鶏卵利用「日本食」の摂取パターン解析と食構成の提案
研究代表者名(所属機関名):丸山千寿子(日本女子大学)



【日本女子大学について】  
 日本女子大学は、日本初の組織的な女子高等教育機関として創立し、2021年に120周年を迎えました。私立女子大学唯一の理学部を有し、文理融合の教育環境をもつ女子総合大学です。2023年に「国際文化学部」を開設し、今年度は「建築デザイン学部」を開設しました。2025年にも「食科学部(仮称・構想中)」の開設を予定しています。「私が動く、世界がひらく。」のタグラインのもと、自ら学び、自ら行動し、新しい価値を創造できる人材を育てています。詳しくは、 https://www.jwu.ac.jp
をご覧ください。

▼本件に関する問い合わせ先
学校法人 日本女子大学 法人企画部 広報課
住所:〒112-8681 東京都文京区目白台2-8-1
TEL:03-5981-3163
メール:n-pr@atlas.jwu.ac.jp


【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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