1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. プレスリリース

忘れないで!電気主任技術者への事前相談

Digital PR Platform / 2024年6月27日 11時0分

忘れないで!電気主任技術者への事前相談

~3年間で12名の感電死亡事故が発生~

[画像1]https://digitalpr.jp/table_img/2526/90288/90288_web_1.png
【感電死傷事故に関係する用語】
電気工作物  :発電、蓄電、変電、送電、配電又は電気の使用のために設置する工作物(電気設備)です。例えば、ビルや工場で電気を使用するための需要設備(キュービクル内の受電設備)や発電のために使用する発電機などの発電設備をいいます。
需要設備   :ビルや工場等で電気を使用するために設置する電気工作物であり、受電室や変電室などの設備、非常用予備電源設備、構内電線路、電気使用場所の設備などが含まれます。
検電器    :電気が通っているかどうかを確認するための機器です。高圧用・低圧用があります。
検電     :検電器を用いて、電気回路や電気配線が電気を帯びているかどうかを判別するために行う安全行動です。
絶縁用保護具 :電気用帽子(ヘルメット等)、電気用ゴム袖・ゴム手袋・ゴム長靴などの作業者が身体に着用する感電防止のための安全装備をいいます。高圧用・低圧用があります。
電気主任技術者:法律上求められる、電気工作物の保安の監督を行う者になります。



事故情報の分析
1.感電死亡事故の被害状況(感電死者)

2024年3月に、経済産業省が審議会において一定の用件に該当する事故を『重大事故』※1とし、その傾向等について言及しています。
重大事故の大半を占める「感電による死亡者」のうち、作業者の死亡事故について分析したところ、多くの方(12人中9人)が電気主任技術者の了解を得ることなく行った作業中に事故にあっていることが分かりました(表1)。

[表1]自家用感電死亡事故における作業への電気主任技術者の関与(2020~2022年度)
[画像2]https://digitalpr.jp/table_img/2526/90288/90288_web_2.png


こういった傾向から、経済産業省からも関係団体に対する注意喚起※2が行われております。

※1 出典:「令和4年度に発生した電気設備事故への対応について」(第28回 産業構造審議会 保安・消費生活用製品安全分科会 電力安全小委員会)
重大事故について、「死者1名以上/重傷者2名以上/重傷者1名以上かつ負傷者3名以上/負傷者6名以上/爆発・火災等により多大な物的被害が生じたもの」と定義。
※2 出典:「電気設備に係る事故発生状況について」(第29回 産業構造審議会 保安・消費生活用製品安全分科会 電力安全小委員会)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください