マクロミル、M-Force株式会社を完全子会社化

顧客企業のマーケティング支援機能を強化、西口一希氏が戦略アドバイザーに就任

　株式会社マクロミル（本社：東京都港区、代表執行役社長 CEO：佐々木徹　以下、当社）は、2024年7月1日付で、株式会社Bloom&Co.（東京都港区、代表取締役：彌野泰弘、以下、Bloom&Co.）と 株式会社 Strategy Partners（東京都港区、代表取締役：西口一希、以下、Strategy Partners）より、M-Force株式会社（本社：東京都港区、代表取締役：長祐、以下、M-Force）の株式持分の100％を取得しました。また、当社は同日付で、Strategy Partners代表の西口一希氏が当社の戦略アドバイザーに就任する契約を締結しました。

　これによりM-Forceは当社の完全子会社となり、当社は今後、顧客起点のマーケティングを可能にする「9segs®」及びその中心指標である、「NPI®（Next Purchase Intention:次回購入意向）」を活用した事業の拡大を目指します。


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■背景
　当社は、顧客企業のリサーチ課題に留まらず、より上流からマーケティング課題全体の解決を支援するため、「総合マーケティング支援企業」へと事業モデルの変革を進めています。その一環として、顧客企業のマーケティング課題をワンストップで解決することを目的に、「マクロミル・コンソーシアム」（※1）を2020年に設立し、データやコンサルティング領域に独自の強みを持つ企業と連携してきました。
　この度、完全子会社化するM-Forceは、設立当初からの参画企業であり、これまで当社はM-Forceの9segs認定パートナー企業として、両社の強みを活かした共同研究やセミナーの開催、顧客企業の支援など、さまざまな取り組みを共に推進してきました。また同時に、当社は9segsなどのコンセプトを開発した西口一希氏と、顧客企業への提供価値の最大化による当社事業拡大の可能性について、継続した議論を行ってきました。
（※1）マクロミル・コンソーシアム ご紹介ページ：https://www.macromill.com/mc/

■シナジー効果と展望
　M-Forceが提供する「9segs analyzer」は、定期的なマーケティングリサーチの実施を前提とするクラウドツールであり、その認知拡大はリサーチが生む価値を再定義し、その意義を高めることにつながります。また、その拡販は、当社のマーケティングリサーチの売上拡大に直結するという直接的なシナジーも見込まれます。当社は、M-Forceの完全子会社化を通じて、M-Forceと共に当社の顧客を含む既存・潜在顧客企業への「9segs analyzer」の販売拡大を進め、さらなる売上と利益の増大を目指します。
　さらに、当社は、当社グループの顧客企業のマーケティング課題を総合的に支援すべく、西口一希氏を当社の戦略アドバイザーとして迎え、今後さまざまな取り組みを行う方針です。具体的には、同氏が開発した「9segs」をはじめとしたコンセプトを用いて、当社グループの顧客企業に対するマーケティング支援機能を強化することに加え、海外展開においてもその活用を進め、マクロミルグループのブランド価値及び市場プレゼンスの拡大を目指します。