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【外国人材の採用のリアル】各企業で外国人登用が促進される一方で、社内コミュニケーションに問題あり 外国人材を受け入れるために企業が実際に行っている支援とは?

Digital PR Platform / 2024年7月9日 8時5分

 「外国人材を採用する際に重視したことは何ですか?(複数回答可)」と質問したところ、『日本語能力(60.7%)』と回答した方が最も多く、次いで『コミュニケーション力(45.0%)』『専門知識・スキル(40.8%)』と続きました。
 日本語能力やコミュニケーション力は、専門知識やスキルよりも重視されている傾向が示されました。


◆外国人材に任せている仕事内容TOP3は「エンジニア」「製造」「営業」
 続いて、「実際に外国人材に任せている仕事内容は何ですか?(複数回答可)」と質問したところ、『エンジニア(37.1%)』と回答した方が最も多く、次いで『製造(30.5%)』『営業(22.4%)』と続きました。
 企業は、技術的な専門知識、製造現場での即戦力、異文化に対応できる営業力を求めて、外国人材を積極的に活用していることがうかがえます。

 「外国人材を採用したことで、自社にどのような好影響がありましたか?(複数選択可)」と質問したところ、『グローバル化推進への理解、意識醸成(51.8%)』と回答した方が最も多く、次いで『日本人社員への刺激(46.9%)』『異文化・多様性への理解の向上(42.3%)』と続きました。

 外国人材の採用により、グローバルな視野を持つ社員が増えたことが示されました。日本人社員が外国人材から刺激を受けたことにより、社内の異文化・多様性への理解が促進されたこともうかがえます。(添付画像「外国人材採用」に関する調査②参照)

 外国人材の採用により多くの企業が様々な好影響を実感している一方で、何か課題は感じているのでしょうか。


◆外国人材採用後、「社内のコミュニケーション」「言語の壁」「文化の違い」に課題を感じている企業が多数
 「外国人材を採用後、どのような課題を感じましたか?(複数回答可)」と質問したところ、『社内のコミュニケーション(57.0%)』と回答した方が最も多く、次いで『言語の壁(52.6%)』『文化の違い(36.4%)』と続きました。

 約6割の方が、社内のコミュニケーションを課題に挙げています。言語の壁と文化の違いがコミュニケーションを阻害し、チームワーク醸成の障壁となっているケースもあるのかもしれません。

 外国人材の採用により自社への好影響を実感している一方で、いくつかの課題も感じている実態が明らかになりました。


◆約半数が外国人材受け入れのために「日本人従業員との交流の場の提供」や「異文化理解の場の提供」を実施
 「外国人材を職場に受け入れるにあたり何か支援をしていますか?(複数回答可)」と質問したところ、『日本人従業員との交流の場の提供(49.4%)』と回答した方が最も多く、次いで『語学研修(46.4%)』『異文化理解の場の提供(45.2%)』と続きました。

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