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【外国人材の採用のリアル】各企業で外国人登用が促進される一方で、社内コミュニケーションに問題あり 外国人材を受け入れるために企業が実際に行っている支援とは?

Digital PR Platform / 2024年7月9日 8時5分

 約半数の方が、外国人材と日本人従業員との交流の場を提供していると回答しました。日本人従業員と外国人材の相互理解を深め、効果的なチームワークの醸成を促進している企業が多いようです。

 「管理職またはブリッジ人材として外国人材に求める点や能力は何ですか?(複数回答可)」と質問したところ、『コミュニケーション能力(59.7%)』と回答した方が最も多く、次いで『異文化理解力(43.5%)』『マネジメントスキル(34.2%)』と続きました。

 外国人材を管理職やブリッジ人材として登用する場合、コミュニケーション能力を重要視する企業が多いようです。また、異文化環境においてリーダーシップを発揮できる外国人材を求めていることがうかがえます。(添付画像「外国人材採用」に関する調査④参照)


 「今後も外国人材の採用を増やしていく予定ですか?」と質問したところ『増やしていく予定(46.4%)』『変わらない予定(51.4%)』『減らしていく予定(2.2%)』という回答結果になりました。

 約半数の方が増やしていく予定があると回答していることから、外国人材の採用を拡大する企業は増加傾向にあると言えるでしょう。そこで、採用した外国人材にさらに活躍してもらうために必要な研修内容についてうかがいました。(添付画像「外国人材採用」に関する調査③参照)

■自社で外国人材がさらに活躍できるように、外部に依頼したい効果的な研修内容について具体的に教えてください
・日本語教育(50代/男性/愛知県)
・コミュニケーション能力向上研修や日本語向上研修など(50代/男性/埼玉県)
・異文化研修(50代/女性/大阪府)
・日本の商慣行、ビジネスマナー、常識についての包括的導入研修(60代/男性/東京都)

 日本語教育や異文化研修という回答が多く寄せられました。母国と異なる日本の企業風土やビジネス習慣に対する理解力を養い、活躍できる人材を育成したいと考える企業は多いといえるでしょう。


◆まとめ:外国人材にもっと活躍してもらうためには「日本語研修」「異文化研修」が効果的
 今回の調査で、外国人材の採用に関する実態が明らかになりました。外国人材を採用する際の基準として、日本語能力やコミュニケーション力を重視している企業は多く、これらの能力は外国人材が環境に適応し、効果的に貢献できるかどうかを見極める指標であることが示唆されました。

 実際に外国人材を採用したことで、グローバル化への意識醸成や日本人社員への刺激に繋がっている企業が約半数近くに及ぶことが明らかになり、組織に良い影響を与えていることがうかがえます。
一方で、外国人材の採用後に文化の違いや言語の壁から生じるコミュニケーションの難しさを感じている企業が約6割に上りました。このような経験から、実際には約半数が外国人材への支援として日本人従業員との交流の場を提供していることも明らかになりました。また、根本的な解決に繋げるための語学研修や異文化理解の場の提供を行っている企業もあることが明らかになりました。
コミュニケーションの改善や文化理解の促進を通じて、外国人材の職場適応を支援する取り組みが積極的に行われているのではないでしょうか。

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