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日本の平均寿命発表!長寿と短命、その差は食生活。真打は『魚のタウリン』と『大豆のイソフラボン』

Digital PR Platform / 2024年7月30日 15時0分

タウリンとは?
魚介類に多く含まれるアミノ酸の一種で、魚やイカ、タコ、牡蠣などに豊富です。タウリンは生物が海から陸に上がった時に必要とした成分で、細胞の浸透圧を調整します。干潮時に海水がなくなった場所でも生き延び、淡水と海水が混じる汽水域でも繁殖する貝類にはタウリンが多いことがわかっています。細胞の浸透圧を調整し、環境の変化に対応しているのです。タウリンは細胞から健康を維持する非常に重要な成分です。体内で合成もされますが、微量であり、不足分は食事からとる必要があります。コロンビア大学の調査では、60歳の人のタウリン濃度は5歳児の約3分の1まで低下していたそうです。日本でも食事が西洋化し、肉を食べる機会が増えましたが、長寿を目指すならば、できるだけ魚介類を積極的にとりたいものです。

大正製薬が2024年7月、全国の20代以上の男女1000名を対象実施したインターネット調査によると、「魚やイカ・タコ・貝類などの魚介類を積極的に摂るようにしている」という人は全体の半数以下(46.5%)でした。「積極的に摂らない」という人の理由としては「値段が高いので」(241名/1000名中・以下同)が最多で「調理が面倒・調理の仕方がわからないので」(134名)、「嫌いだから・好きではないので」(73名)と続きます。

[画像2]https://digitalpr.jp/simg/2698/92541/550_179_2024073013250566a86b2175427.png

<調査概要>期間:2024年7月8日~9日 対象:全国の20代以上の男女1000名 年代・性別均等割付 手法:Freeasyインターネット調査

昨年2023年6月にコロンビア大学の研究チームが発表した研究結果によると、タウリンにアンチエイジング効果があることがわかりました。タウリンを与えたマウスの寿命が最大12%も伸び、更年期の雌マウスの骨粗しょう症を大幅に改善し、免疫の低下を防ぎました。中年のアカゲザルにタウリンを与えたところ、体重増加を防ぎ、血糖値を下げて肝臓の状態を改善し、骨密度を上げたそうです。
("Taurine deficiency as a driver of aging" Parminder Singh/9 Jun,2023)
タウリンの24時間尿中排泄量を世界60数地域の健診で分析したところ、50代前半の男女でタウリンの少ない第1分位の人々は、最も多い第5分位の方に比べ、肥満・高脂血症・高血圧は2.9、1.9、1.3倍多く、タウリン摂取の低下が生活習慣病のリスクであることが示されました。
(Sagara et al. Adv Exp Med Biol. 2015; 803:623-636.)
イソフラボンとは?
豆腐など大豆類に含まれる成分で、体内で血管を拡張させるNO(一酸化窒素)を作ることから長寿をサポートする栄養素のひとつといえます。ただし活性酸素があるとNOを破壊してしまうため、活性酸素を防ぐ抗酸化物質と一緒に摂るのがより効果的です。沖縄の人は長寿といわれますが、その理由のひとつにゴーヤチャンプルーがあります。ゴーヤチャンプルーはゴーヤと豆腐の炒め物です。ゴーヤのビタミンCが活性酸素を抑えるのもあいまって、豆腐に含まれるイソフラボンが十分に働きます。

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