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デロイト トーマツ、日本で働く女性の職場環境に対する意識調査結果を発表。33%が、無自覚に相手を傷つけるマイクロアグレッションを1年以内に職場で経験

Digital PR Platform / 2024年8月5日 10時19分

デロイト トーマツ、日本で働く女性の職場環境に対する意識調査結果を発表。33%が、無自覚に相手を傷つけるマイクロアグレッションを1年以内に職場で経験

マイクロアグレッションを職場で経験した女性のうち、72%が所属組織に報告。2023年の21%から51ポイント上昇

デロイト トーマツ グループ(東京都千代田区、グループCEO:木村研一)は、デロイトが2023年10月~2024年1月に実施した世界調査「Women @ Work 2024: A Global Outlook」の日本版レポートを発表します。本調査は、世界各地の女性の職場環境やその満足度、組織における女性向けの支援施策などを把握すると共に、職場が抱える課題を示すことを目的としています。2021年から実施しており、今回が4回目の調査です。前回までと同様に、日本、オーストラリア、ブラジル、カナダ、中国、ドイツ、インド、南アフリカ、英国、米国の計10か国で合計5,000人の働く女性を対象に実施しており、日本版では、調査対象のうち、日本で働く女性500人の回答から示された傾向やグローバル平均との比較をまとめています。

■マイクロアグレッションに関する経験を組織へ報告する女性の割合が上昇し、報告しない理由も変化
過去1年間に職場で経験したインクルーシブでない行動として、グローバルでは31%、日本では33%の女性がマイクロアグレッション*を経験したと回答しており、セクシュアルハラスメントを経験した割合(グローバル:4%、日本:5%)のおよそ6倍となっています(図1)。
* マイクロアグレッション:差別とまではいかないにしても、無意識なバイアスなどによって、無自覚に相手を傷つける日常的な言動

また、マイクロアグレッションを「所属組織へ報告した」と回答した日本で働く女性の割合は、2年連続で上昇しています(2022年:21%、2023年:36%、2024年:72%)。

図1:過去1年間に職場で各ハラスメントを経験したことがあると回答した割合

[画像1]https://digitalpr.jp/simg/2100/92764/650_175_2024080115570566ab31c145851.png


インクルーシブでない行動を報告しない理由にも変化が生じており、2023年調査で最も多く回答されていた「報告するほど深刻とは感じなかった」(36%)は、今回の2024年調査では14%まで低下しており、女性の意識・行動に変化が生じていることがうかがえます(図2)。

図2:インクルーシブでない行動を報告しない理由トップ3

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