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台風による太陽電池パネルの被害に注意

Digital PR Platform / 2024年8月15日 14時0分

台風による太陽電池パネルの被害に注意

~事故の8割が太陽電池発電所で発生~

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【用語解説】
電気工作物 :  発電、蓄電、変電、送電、配電又は電気の使用のために設置する工作物(電気設備)で す。例えば、ビルや工場で電気を使用するための需要設備(キュービクル内の受電設備)や発電のために使用する発電機などの発電設備をいいます。

電気事故  :  感電死傷事故、破損事故、物損事故(電気工作物の破損等により第三者の物件に被害を与えた事故)、波及事故(需要設備等で発生した事故が原因となり、電力会社の配電線及び配電線から受電している第三者のビルや工場等の電気設備を停電させる事故)などがあります。

自家用電気工作物: 電気工作物のうち、主に大規模マンション、ビル、オフィス、工場等、電気を多く使用する施設で用いられる、高圧(交流にあっては600V以上))で受電する工作物や一定以上の出力を持つ発電設備(出力50kW以上の太陽電池発電設備等)を指します(電気事業で用いられるものを除く。)。


1.事故情報の分析結果
台風起因の事故発生状況

 全国の自家用電気工作物における電気事業法に基づく事故報告のうち、台風起因の事故は、2020年度から2022年度の3年間で20件報告されています。
 この3年間では、発生月別に見ると、九州地方を中心に、例年、台風が多く観測される9月に事故が18件発生(台風の事故全体の約90%)し、事故の大部分が集中していることが分かります(図3、図4)。

 設備別に見ると、発電設備(太陽電池・風力・水力発電所)の中でも特に、太陽電池発電所では16件の事故が発生し(図5)、そのうち、太陽電池パネルの敷地外への飛散は3件発生しています。




[画像2]https://digitalpr.jp/simg/2526/93344/400_256_2024081419470466bc8b282e4f1.jpg





[図3] 発生月別の台風起因の事故件数
   (2020~2022年度)



[画像3]https://digitalpr.jp/simg/2526/93344/400_246_2024081419470466bc8b2848fbf.jpg



[図4] 発生月別・地域別の台風起因の
   事故件数(2020~2022年度)

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