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台風による太陽電池パネルの被害に注意

Digital PR Platform / 2024年8月15日 14時0分



[画像4]https://digitalpr.jp/simg/2526/93344/400_363_2024081419470466bc8b2807892.jpg


[図5] 設備別の台風起因の事故件数  
(2020~2022年度)


2.事故事例
台風起因の事故事例
事例1 事故発生年月 2022年9月
【被害の状況】太陽電池発電所、電気工作物の破損
 当該太陽電池発電所の太陽電池パネル及び架台が、台風10号による強風で破損したため、破損事故になるとともに、太陽電池パネルの一部が構外に飛散したことから、破損等による物損事故になった。
【事故の原因】
 当該太陽電池発電所の太陽電池パネル及び架台が、台風通過時の設計基準風速(38m/s)を超える強風で破損するとともに、太陽電池パネルの一部が構外に飛散したことから、当該破損及び物損事故に至ったものと推定される。

事例2 事故発生年月 2020年9月(九州地方)
【被害の状況】太陽電池発電所、電気工作物の破損等による物損
 当該太陽電池発電所に設置された架台が突風により損壊し、発電所構外に太陽電池パネルが飛散したため、電気工作物の破損等による物損事故になった。
【事故の原因】
 当該太陽電池発電所に設置された架台については、電気設備の技術基準(JIS C 8955(2017))に準拠した基準風速(38m/s)で設計していたが、9月に発生した台風による強風の影響で取付金具が緩んだ状態にあったことから、事故発生当日に発生した突風によって破損、飛散したものと推定される。

事例3 事故発生年月 2022年9月(九州地方)
【被害の状況】太陽電池発電所、電気工作物の破損
 当該太陽電池発電所の太陽電池パネル及び架台が、台風の暴風雨により破損し、発電所内の敷地内に飛散した。
【事故の原因】
 当該太陽電池発電所の太陽電池パネル及び架台が台風の暴風雨により、変則的な風圧荷重を受け、機構的に耐えられなくなったパネル等が弾性変形を超え、塑性変形したものと推定される。

事例4 事故発生年月 2022年9月(中部地方)
【被害の状況】太陽電池発電所、電気工作物の破損等による物損
 当該太陽電池発電所の太陽電池パネル及び支持物(架台)が、台風の暴風により破損し、太陽電池パネルの一部が構外に飛散し、他の物件を損壊させたことから、物損事故になった。
【事故の原因】
 当該太陽電池発電所の太陽電池パネル及び支持物(架台)は、台風の暴風で竜巻が発生し、これにより太陽電池パネルに想定以上の風圧を受けることになり破損、飛散したことから、物損事故になったと推定される。

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