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光ファイバ伝送路の状態を測定器なしでエンドツーエンドに可視化できる技術を開発し、世界初、世界最高精度でのフィールド実証に成功 ~光ネットワークのデジタルツインの実現へ前進、迅速な光接続/保守が可能に~

Digital PR Platform / 2024年8月20日 15時8分

【用語解説】
※1.デジタルツイン
ヒトやモノなどを、現実の世界から収集したデータによって、サイバー空間上に再現する技術。サイバー空間上に再現された個々の対象に対して分析・予測を行い、その結果を現実の世界に活用することを目的とする。
https://www.rd.ntt/iown/0003.html
※2.Innovative Optical and Wireless Network(IOWN)
あらゆる情報を基に個と全体との最適化を図り、光を中心とした革新的技術を活用し、高速大容量通信ならびに膨大な計算リソースなどを提供可能な、端末を含むネットワーク・情報処理基盤。NTTニュースリリース「NTT Technology Report for Smart World:What's IOWN?」
https://group.ntt/jp/newsrelease/2019/05/09/190509b.html
※3.All Photonics Network (APN)
IOWN Global Forumにてオープンにアーキテクチャ策定が行われているフォトニクス技術をベースとした革新的ネットワーク。IOWNのユースケースを支えるネットワークとして、必要なときに必要な地点間を光でダイレクトに接続可能にする。
https://www.rd.ntt/iown/
※4.光時間領域反射計(OTDR: Optical Time Domain Reflectometer)
光ファイバの片端から試験光を入射し、光ファイバ内で光が反射して戻ってくるまでの時間を計測することで、光ファイバの損失を分布的に測定する機器。
※5.非線形シュレディンガー方程式
単一偏波の光が光ファイバ中を伝搬する際に従う偏微分方程式。
※6.マナコフ方程式
2つの直交偏波成分を持つ光が光ファイバ中を伝搬する際に従う偏微分方程式。
※7.偏波依存損失 (PDL: Polarization Dependent Loss)
光の偏波状態によって異なる損失を引き起こす現象。偏波多重光伝送において、PDLは信号品質を劣化させ、データ伝送の誤り率の増加を引き起こす。
※8.波長分割多重 (WDM: Wavelength Division Multiplexing)
異なる波長は互いに干渉しないという性質を利用して、一つの光伝送路に異なる複数の波長を同時に伝送する方式。WDMにおいて波長を高密度に多重化して超大容量光伝送を実現するものを特に高密度WDM (DWDM: Dense WDM) と呼ぶ。
※9.ラマン散乱
光が物質に入射した際に生じる非線形散乱現象。光ファイバ通信では、長距離伝送を実現するラマン増幅器へ応用されている一方、広帯域な光信号伝送においては、短い波長の光信号から長い波長の光信号へ光パワーが遷移するため、伝送システムの設計が複雑化する懸念がある。

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