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世界初、超長波長帯一括変換を用いた100テラビット毎秒超の長距離光増幅中継伝送に成功 ~IOWN/6Gに向けて単一コア光ファイバにおける既存技術の3倍超の大容量化へ~

Digital PR Platform / 2024年9月3日 15時6分




[画像7]https://digitalpr.jp/simg/2341/94351/500_308_2024090311254666d673aac2517.JPG


4.今後の展開
 本成果で示した超長波長側への波長資源拡大は、短波長側への波長資源拡大技術とともに用いれば、20 THzを超えるような更なる広帯域化や、光ファイバ伝送路や伝送システム全体の特性に適したフレキシブルな波長資源拡大による大容量化が期待されます。特に、波長資源拡大技術は、図8に示すように波長当たりの高速化(マルチテラビット化)技術(※12)と融合することで、伝送容量と距離のスケーラビリティを大きく拡大する技術としても期待されています。NTTでは、2030年代のIOWN/6Gにおけるオールフォトニクス・ネットワークの進化に向けて、独自のデバイス技術、デジタル信号処理技術、光伝送技術の融合を深化させ、研究開発を進めていきます。


[画像8]https://digitalpr.jp/simg/2341/94351/500_321_2024090311254766d673ab047e9.JPG

本研究への支援
本研究成果の一部は、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)の委託研究(JPJ012368C04501)により得られたものです。

【参考文献】
1.Takayuki Kobayashi, Shimpei Shimizu, Akira Kawai, Masanori Nakamura, Masashi Abe, Takushi Kazama, Takeshi Umeki, Munehiko Nagatani, Kosuke Kimura, Hitoshi Wakita, Yuta Shiratori, Fukutaro Hamaoka, Hiroshi Yamazaki, Hiroyuki Takahashi, and Yutaka Miyamoto, "C+L+U-Band 14.85-THz WDM Transmission Over 80-km-Span G.654.E Fiber with Hybrid PPLN-OPA/EDFA U-Band Lumped Repeater Using 144-Gbaud PCS-QAM Signals," in Proc. OFC2024, paper Th4A.1, 2024.

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