1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. プレスリリース

BASF、新たな企業戦略を発表:ポートフォリオの運用、資本配分、パフォーマンスカルチャーにおける新たな方向性を設定

Digital PR Platform / 2024年10月1日 11時6分


BASFは「Focus」、「Accelerate」、「Transform」、「Win」の4つの戦略的手段に沿った新たな「Winning Ways(成功への道のり)」戦略を発表しました。

事業の明確な役割に沿った厳格なポートフォリオ管理


戦略的手段の「Focus」によって、BASFはポートフォリオの管理に対する取り組み方を再定義しています。BASFは現在、コア事業(ケミカル、マテリアル、インダストリアル・ソリューション、ニュートリション&ケア)と、特定の産業に貢献するスタンドアローン事業(Environmental Catalyst and Metal Solutions、バッテリーマテリアルズ、コーティングス、アグロソリューション)を区別しています。この中でBASFは、2025年1月1日からEnvironmental Catalyst and Metal Solutionsおよびバッテリーマテリアルズがサーフェステクノロジー事業セグメント内の別の事業本部として報告されることを発表しました。

BASFのコア事業は、競合他社に対して大きな優位性を確立しています。BASFのバリューチェーンへの統合と主要拠点におけるフェアブント(統合生産)を基盤とし、資源の効率的利用、卓越したオペレーション、コスト効率を通じて価値を生み出しています。BASFは基幹化学品を成長産業へ供給し、世界中で36,000以上の顧客を有しています。2023年において、BASFのコア事業は過去5年間に発売された革新的な製品により約60億ユーロの売上を計上しました。これらの事業の約75%において、BASFはトップ3のマーケットリーダーです。Dr. マーカス・カミートは次のように述べています。「私たちは、非戦略的または低リターンの事業を精査するための厳格なアプローチを継続する一方で、有機的成長と、一定の規律のもとで価値をもたらす買収を継続することにより、コア事業におけるマーケットリーダーとしての地位を活かしていきます。」


BASFのスタンドアローン事業は、それぞれ特定の産業を対象とし、専業の他社と競合しています。この状況を受け、BASFは各事業が展開している市場固有の要件に対応するために、より戦略的かつ運営上の柔軟性を提供します。Dr. マーカス・カミートは「BASFは、スタンドアローン事業への投資を継続しますが、BASFとその株主にとって付加価値が見込まれる場合には、積極的にポートフォリオにおける別の選択肢も検討します。」と述べています。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください