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BASF、新たな企業戦略を発表:ポートフォリオの運用、資本配分、パフォーマンスカルチャーにおける新たな方向性を設定

Digital PR Platform / 2024年10月1日 11時6分

BASFのコーティングス事業は市場でのリーディングポジションを保持し、強力な収益とキャッシュ貢献をもたらしており、プレミアム価値を追求できる状態にあります。このような背景から、BASFは価値創造のための戦略的選択肢を検討し、ブラジルの建築用塗料事業の売却プロセスを準備する予定です。アグロソリューション事業は、農業市場でリーディングポジションを保持し、強力なイノベーションパイプラインを有しています。BASFは、2027年までにこの事業の法人およびERPシステムの分離を完了させる予定です。次の段階として、BASFは将来あり得るIPOに向けて準備を整えることを目標としています。中期的には、半数を超えない株式の上場も選択肢として考えられます。

BASFのバッテリーマテリアルズ事業は、高い市場リスクと技術リスクを特徴とする急成長環境で事業を展開しています。最近の市場動向を考慮し、BASFは既存の生産能力を満たし、バリューチェーンに沿ったコラボレーションの機会を模索することに重点を置くことで、今後のリスクを減らす方針を取っていきます。BASFのEnvironmental Catalyst and Metal Solutions (ECMS)事業は、低成長が見込まれている産業で事業を展開しながらも、市場で有利な位置にあります。2023年以降この事業はカーブアウトされましたが、キャッシュへの強力な貢献を続けています。

各事業部門への権限移譲と結果責任の向上

戦略的手段「Accelerate」は、価値創出のスピードアップと組織の簡素化を目標としています。BASFは、より合理化され差別化されたグループ運営を通じて、各事業部門の権限を強化します。BASFは、事業の成功に対して各事業本部が持つ責任をさらに強化します。これに伴い、インセンティブと各部門の業績との関係をより緊密にした、さらに改良されたパフォーマンス管理システムを導入します。加えて、役割の明確化、よりフラットな階層の確立そして官僚的な仕組みの削減により、よりシンプルでリーンな組織を目指します。また、個人の主体性を高めるため、管掌範囲を調整します。

BASFはまた、生産性の向上とイノベーションの加速を目指して、人工知能の可能性を活用します。全世界でAIを活用することにより、BASFは中期的な収益の確固たる改善を達成したいと考えています。

持続可能な製品ポートフォリオに向けた、価値に基づく変革の推進

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