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「第三十五回 伊藤園お~いお茶新俳句大賞」入賞作品発表

Digital PR Platform / 2024年10月9日 13時0分


【英語俳句の部】 応募総数30,629句
first date
wrong shoes
can't concentrate
(直訳)初めてのデート/この靴じゃなかった/ずっとうわのそら
奥山 華(おくやま はな)さん 17歳 兵庫県三田市

(選評)
初デートは緊張する。相手と波長が合えば楽しく広がるが、ぎこちないまま終わる可能性もある。魅力的な自分を演じたいのに、途中で「この靴じゃなかった!」と気づき、ひどく気にしている。そんな流れを、この句は鮮やかに語順だけで語る。しかもdateとconcentrateで韻を踏んでいる。小説家のフィッツジェラルドは昔「魅力とは、自分のことをまるで気にせずにのびのびと振る舞う状態だ」と解説した。果たしてデート終了まで、作者は靴事件を引きずったのか、続きの句も読みたい。

【新俳句フォトの部】 応募総数2,910句
元旦に友と二人で待つ日の出
奥野 恭平(おくの きょうへい)さん 21歳 三重県度会郡


[画像4]https://digitalpr.jp/simg/2571/96451/200_267_202410071328156703635f09204.jpg


(選評)
俳句は一件凡庸に見えるが、日の出と人間の関係が見事に描かれている。写真のスケールが身近な焚火から、はるか遠い宇宙までつながっているように感じられ、自然な感じでありながら、こまやかで鋭い神経が俳句と写真に覗きみられた。俳句がもっている季節感をしっかり踏んでいて、奥行きのある俳句と写真だったと思う。


※文部科学大臣賞~一般の部B大賞作品選評 最終審査員 安西 篤氏
※英語俳句の部大賞作品(直訳) 最終審査員 星野 恒彦氏
※英語俳句の部大賞作品(選評) 最終審査員 アーサー・ビナード氏
※新俳句フォトの部大賞作品選評 最終審査員 浅井 愼平氏
※各受賞者の年齢はすべて応募時のものです。


第三十五回伊藤園お~いお茶新俳句大賞 応募要項

■応募部門(7部門)
「小学生の部(幼児含む)」 「中学生の部」 「高校生の部」
「一般の部A(40歳未満)」 「一般の部B(40歳以上)」 「英語俳句の部」
「新俳句フォトの部」 ※左記の要項については他部門と一部異なるため、別途表記

■募集要項(新俳句フォトの部以外)
●主催
伊藤園新俳句大賞実行委員会

●応募方法
ハガキ、FAX(A4サイズ)、インターネットのいずれかの方法で、日本語、英語を合わせてお一人様6句までご応募いただけます。「応募部門と作品」「郵便番号」「住所」「氏名」「年齢」「電話番号」「Eメールアドレス」「句会・学校名・サークル名(所属している場合のみ)」を明記してご応募ください。
●応募宛先
ハガキ:〒102‐8553  東京都千代田区紀尾井町3‐23 「伊藤園お~いお茶新俳句大賞」係
FAX:03‐3263‐5668
インターネット:https://itoen-shinhaiku.jp
●応募締切
2024 年2月29日(木) 当日消印/送信有効
●賞(入賞2,000名様、入選5,000名様 合計7,000名様)
入賞:日本語俳句より文部科学大臣賞1名様(賞金50万円と副賞)、金子兜太賞1名様(賞金20万円と副賞)、各部門より大賞1名様・計6名様(賞金20万円と副賞)、優秀賞44名様、審査員賞11名様、後援団体賞10名様、都道府県賞240名様、佳作特別賞1,683名様の合計1,996名様の作品を「お~いお茶」のパッケージに掲載いたします。
入選(佳作):部門問わず5,000名様に、賞状を進呈いたします。
●審査員(50音順、敬称略)
日本語俳句:浅井愼平(写真家)、安西篤(俳人)、いとうせいこう(作家・クリエイター)、
金田一秀穂(日本語学者)、神野紗希(俳人)、夏井いつき(俳人)、
堀田季何(俳人・文芸家)、宮部みゆき(作家)、村治佳織(ギタリスト)、
英語俳句 :アーサー・ビナード(詩人)、星野恒彦(俳人)
●発表
伊藤園ホームページなどにて入賞入選作品7,000句を2024年10月9日に発表。また、応募者には審査結果を順次郵送またはメールにて通知いたします。尚、入賞作品2,000句を2025年春以降に「お~いお茶」シリーズのパッケージに掲載いたします。
※募集要項は応募当時のものです。

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