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「A24」新作が公開ラッシュ! 「アイアンクロー」など“注目の6作品”を一挙に紹介

映画.com / 2024年2月24日 9時0分

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(C)Two Wolves Films Limited, Extreme Emotions BIS Limited, Soft Money LLC and Channel Four Television Corporation 2023. All Rights Reserved.

 ザック・エフロンが主演した映画「アイアンクロー」が、4月5日から公開される。同作は、映画ファンを魅了する気鋭スタジオ「A24」の作品。独特な世界観を貫く意欲作から、各国映画祭で高い評価を獲得する傑作まで、幅広いジャンルの良作を次々と手掛け、圧倒的な人気を誇るスタジオだ。

 いまや「A24作品」の文言は、その作品の“品質保証”の印と言っても過言ではない“唯一無二の存在”となっている。今春は、そんなA24作品が続々と公開予定。「アイアンクロー」の公開にあわせて、要チェックな“A24最新作”を紹介する。

●「アイアンクロー」(4月5日公開)

 “呪われた一家”と呼ばれたプロレス一家を題材に、栄光を築き上げながらも相次ぐ悲劇によって引き裂かれていく兄弟の壮絶な道のりを、次男ケビンの視点からドラマチックに描いた作品。監督を務めたのは「マーサ、あるいはマーシー・メイ」「不都合な理想の夫婦」などで知られるショーン・ダーキン。長年悲劇として語られてきた驚きの実話を家族の愛情と葛藤のドラマとして再構築し、植え付けられた価値観からの脱却という今日的なテーマに踏み込んだ感動のドラマに仕上げている。

 主演は、先日ハリウッド殿堂入りを果たした「ハイスクール・ミュージカル」のザック・エフロン。そのほか、「逆転のトライアングル」のハリス・ディキンソンや大ヒットドラマ「一流シェフのファミリーレストラン」のジェレミー・アレン・ホワイトなどが出演し、驚異の肉体改造を披露している。

 アメリカでは昨年末の公開以降、口コミを中心として広がりを見せ、辛口批評サイト「ロッテントマト」では観客スコア94%支持(2月1日時点)。出口調査“シネマスコア”ではA24タイトルのなかで歴代最高評価「A-」を記録している。

●「ボーはおそれている」(公開中)

 怪死した母のもとへ向かう帰省の果ては、祝福か?絶望か?─前代未聞のオデッセイ・スリラー。「ヘレディタリー 継承」「ミッドサマー」など忘れられない悪夢のような作品を生み出し続ける監督アリ・アスターの最新作だ。A24と3度目のタッグを組んだ本作では、「ジョーカー」のホアキン・フェニックスを主演に迎え、観客を奇想天外な旅へと誘う。主人公は、日常のささいなことでも不安になってしまう怖がりの男・ボー。怪死した母のもとへ駆けつける帰省が、いつしか壮大な旅へと変貌していく。

 これは現実なのか? それとも悪夢なのか? 展開の読めない物語と圧倒的な世界観のもと織りなす、新感覚スリラーとなっている。

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