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12年ぶり、初恋の相手とオンラインで再会 “あの頃”の懐かしさが胸に迫る「パスト ライブス 再会」本編映像

映画.com / 2024年4月20日 9時0分

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(C)Twenty Years Rights LLC. All Rights Reserved

 第96回アカデミー賞の作品賞と脚本賞にノミネートされた「パスト ライブス 再会」(公開中)から、本編映像(https://youtu.be/IM884VrBSL8)がお披露目。主人公ノラ(グレタ・リー)と初恋の相手ヘソン(ユ・テオ)が、12年ぶりにオンラインで再会を果たすシーンが切り取られている。

 本作は、ソウルで初恋に落ちた幼なじみのノラとヘソンが、24年後に36歳となり、ニューヨークで再会する7日間を描くラブストーリー。久しぶりに顔を合わせたふたりは、ニューヨークの街を歩きながら、互いの人生について語り合い、自らが「選ばなかった道」に思いを馳せる。

 「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」のA24と、「パラサイト 半地下の家族」の韓国・CJ ENMが初の共同製作を担当。長編映画監督デビューを飾ったセリーヌ・ソン監督は、自身が12歳のとき、家族とともにソウルからトロントへ移住し、その後ニューヨークに移った体験をもとに、オリジナル脚本を執筆した。世界の映画祭で246ノミネート、88受賞(4月8日時点)を記録しており、第81回ゴールデングローブ賞では、5部門へのノミネートを果たした。

 本編映像は、ニューヨークにいる24歳のノラのパソコン画面上に、ソウルにいるヘソンからの着信が表示されるシーンで始まる。着信を承認してからヘソンが画面に映るまでの、接続中のわずかな時間に、待ち遠しそうにも、緊張しているようにも見えるノラの表情。そして、同じように緊張した様子のヘソンは、画面越しにノラと再会した瞬間、「わぁ」と笑顔で声を上げ、ふたりで笑い合う様子が印象的だ。ノラが一家でソウルを離れて以来、Facebookで互いを見つけ、12年ぶりにSkypeで連絡を取り合ったふたり。画面越しに見つめ合い、互いを確かめ合う視線や表情からは、一瞬でふたりの12年間が埋まっていくさまが感じられる。

 時代は、いまから12年前の2012年当時。Facebookで友人とつながったり、メッセージをやりとりしたり。いまでこそ当たり前のように多用されているビデオ通話も、当時はSkypeを利用していた人も多いのではないだろうか。観客からも、「Skypeしたなぁ……懐かしかった」「あのSkypeのつながらなさはあるある」「海の向こうの恋人とのビデオ通話なんかも自分の人生にあったなと思い返した」など、このビデオ通話シーンに、懐かしさを感じるという声が多く寄せられている。

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