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ハリウッド実写版「NARUTO」は「シャン・チー」監督がメガホン

映画.com / 2024年2月24日 10時30分

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原作者・岸本氏も納得の人選 Photo by Paco Freire/SOPA Images/LightRocket via Getty Images

 米ライオンズゲートが、岸本斉史氏による世界的人気漫画「NARUTO ナルト」の実写映画化の脚本と監督に、マーベル映画「シャン・チー テン・リングスの伝説」のデスティン・ダニエル・クレットン監督を起用した。

 同社は2月23日(現地時間)のプレスリリースで、クレットン監督と契約したことを発表。同プレスリリースで、原作者の岸本氏は「デスティン監督就任の話を聞いたとき、彼の大作アクション映画をちょうど観ていた後だったので、『NARUTO ナルト』にピッタリの監督になるだろうと思いました。その後、彼の他作品を観賞して実直なヒューマンドラマを得意とする監督だと知ったとき、『NARUTO ナルト』の監督は彼以外にいないんじゃないかと確信をもつようになっていきました」とコメントを寄せている。

 「さらに、実際に監督とお会いし、私の意見を受け入れてくれる柔軟な姿勢の監督でもあったので、互いに協力し合って製作に取り組んでいけると強く思いました。つまり実写映画『NARUTO ナルト』は素晴らしいアクションと重厚なドラマになるに違いないということです。今から映画が楽しみで仕方ありません」と期待のほどを語った。

 脚本・監督を務めるクレットン監督は「東京で岸本先生にお会いし、先生が創造された世界の広大なビジョンについてお聞きすることができたのは、本当に光栄なことでした。私達は協力し合い、『NARUTO ナルト』を映画館に届けることに興奮しております」と意気込みを語った。

 本作のプロデューサーは、「アイアンマン」や「アンチャーテッド」を手がけたアビ・アラドとアリ・アラド。両氏は「『NARUTO ナルト』は過去に執筆された漫画の中でも最高の作品のひとつで、世界中の人々の心と感情を魅了してきました。伝説的な岸本先生と尊敬している集英社のチームと協力することは喜びであり、名誉な事です。デスティン監督が指揮を執り、ライオンズゲートの旗の下でこの大切な物語に命を吹き込んでくれる事に、私達はこの上なく心を躍らせています」と述べている。

 プロデューサーには、アビ、アリに加え、アラド・プロダクションのエミー・ユー、クレットン監督、クレットン監督の製作会社Hisakoのジェユン・マンフォード、そしてジェレミー・ラッチャムが名を連ねる。クレットン監督はライオンズゲートの「ガラスの城の約束」で監督を務めており、同作のジェームズ・マイヤーズとジョン・ハンフリーが実写版「NARUTO ナルト」の製作にも携わる。

 クレットン監督は、最近ではディズニープラスのドラマシリーズ「 アメリカン・ボーン・チャイニーズ 僕らの西遊記」やMaxの「TOKYO VICE」で製作総指揮を務めた。今後のプロジェクトには、ディズニープラスの「ワンダーマン(原題)」やマーベル映画「シャン・チー」続編がある。「アベンジャーズ」シリーズ第5弾「アベンジャーズ ザ・カーン・ダイナスティ(原題)」でもメガホンをとる予定だったが、こちらは降板している。

 プレスリリース全文(日本語訳)は、NARUTO OFFICIAL SITEに掲載されている。

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