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アレクサンダー・ペイン監督作品に盗作疑惑 「あの夏のルカ」脚本家が訴える

映画.com / 2024年3月15日 11時0分

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アレクサンダー・ペイン監督はノーコメントとしている Seacia Pavao / (C) 2023 FOCUS FEATURES LLC.

 本年度アカデミー賞で助演女優賞を受賞した「ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ」に盗作疑惑が浮上した。

 同作は、「ファミリー・ツリー」「ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅」の名匠アレクサンダー・ペイン監督が、「サイドウェイ」でタッグを組んだポール・ジアマッティを主演に迎えて描いたドラマ。

 クリスマス休暇のあいだの寄宿学校を舞台に、お目付役の教師ポール(ジアマッティ)と口が達者な学生のアンガス(ドミニク・セッサ)、食堂の料理長メアリー(ダバイン・ジョイ・ランドルフ)が疑似家族のように過ごすことになる。新人脚本家デビッド・ヘミングソンによるオリジナル脚本で、アカデミー賞で5部門でノミネートされ、ランドルフが助演女優賞を受賞している。

 米バラエティが報じたところによると、「あの夏のルカ」や「パディントン2」を手がけた脚本家のサイモン・スティーブンソンは、米脚本家組合に自身の脚本「フリスコ(原題)」と「ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ」が酷似していると報告。

 「フリスコ(原題)」は、中年の小児科医と彼が面倒を見ることになった15歳の患者を中心に展開するドラマで、映画化が実現していない優秀脚本を選ぶ2013年のザ・ブラックリスト賞で3位に輝いている。

 類似点があるだけでなく、スティーブンソンの主張によると、ペイン監督は2度にわたって「フリスコ(原題)」の脚本を手にしているという。2013年には、ペイン監督の製作パートナーであるジム・バークに送付されており、19年にNetflixのオリジナル映画として企画した際、Netflixの重役がペイン監督に同脚本を送付しているという。

 スティーブンソンは「フリスコ(原題)」と「ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ」の類似点に関する証拠を米脚本家組合に提出。この件に関して、ペイン監督はノーコメントとしている。

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