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上白石萌音×京本大我、ドラマ初共演! 宮部みゆきの傑作小説を初映像化「霊験お初 震える岩」5月4日放送

映画.com / 2024年3月26日 5時0分

――ご自身の役柄“お初”はどんな女性ですか?

 お初は人には見えないものが見えたり聞こえないものが聞こえたりする力を持っています。原作と違って、ドラマではその力に目覚めるところから描かれるので、怖がったり戸惑ったりする等身大の気持ちに共感していただけたらと思いながら演じました。その一方で、お初には江戸っ子ならではの肝っ玉の据わったところもあって、演じていて楽しい役でしたね。

――不思議な力を持つお初は霊を見たり死者の声を聞いたりしますが、演じていかがでしたか?

 現場にはメイクさんや衣装さんの職人技でゾンビや死霊など尋常じゃないものがたくさん出現し、しかも照明の当て方もとても恐ろしくて…演じていて、本当に怖かったです(笑)。でも撮影が続くと慣れてきて、死霊役の方々と談笑したりとシュールで楽しかったですね。

 現場で撮影したものにVFXで新たな効果が足されるとのことなので、出来上がりはかなり怖い映像になるんじゃないかな。でも怖い部分だけでなく、コミカルだったり、温かかったり、人間の情の深さにスポットが当たるシーンもあったり、とても面白いバランスのドラマになっていると思います。

――タッグを組む京本大我さんの印象を教えてください

 京本さんは常にフラットで実直な方なので、私自身も無理せずにいられて、現場の居心地がすごくよかったです。右京之介という役にこれ以上ないほどぴったりとハマっていて、だからこそ私も自然とお初になることができたと感謝しています。

――お初と右京之介はどんなバディだと思いますか?

 お初と右京之介は、身分はかなり違いますが、そういうものを超えて対等に協力し合いながら謎に向かっていく面白いバディ。お初にも不思議な力がありますが、右京之介にも持って生まれたある才能があって、足りない部分を補い合ったり、得意分野でお互いを助け合ったりする感じが、演じていて気持ちが上がりました!

――視聴者のみなさまにメッセージをお願いいたします!

 江戸時代の物語ですが、“人間っていつの時代も変わらないんだな”とさまざまな意味で感じていただける作品だと思います。身近な人たちと一緒に、親しみを持って見ていただけたらうれしいです。ぜひ楽しんでください!

【京本大我(古沢右京之介役)】

――オファーを受けたときのお気持ちを教えてください

 時代劇はとても久しぶりでしたし、そもそも経験値があまりなかったので、最初はちょっと身構えた部分もあったのですが、脚本を読ませていただいたらテンポの軽快さとゾッとする怖いシーンとのメリハリにものすごく引き込まれました。これを実写化したらどうなるんだろうというワクワク感、高揚感があり、撮影が楽しみでした。

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