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「すずめの戸締まり」あらすじ、声優まとめ 思わぬ人気がでた芹澤朋也の魅力、「ルージュの伝言」が流れた理由

映画.com / 2024年4月5日 21時0分

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(C)2022「すずめの戸締まり」製作委員会

 4月5日午後9時から、日本テレビ系「金曜ロードショー」にて新海誠監督の最新作「すずめの戸締まり」が地上波初放送されます。

 同作は、日本各地の廃墟を舞台に、災いの元となる“扉”を閉めていく少女の解放と成長を描くロードムービー。2022年11月11日に劇場公開され、興行収入149.4億円の大ヒットを記録しました。

 同作のあらすじ、主な出演声優のリストとあわせて、公開後に思わぬ人気がでたキャラクター・芹澤朋也(CV:神木隆之介)の魅力、物語後半で車中のBGMとして「ルージュの伝言」(荒井由実)が使用された演出上の狙いについてご紹介します。

【あらすじ】

九州で暮らす17歳の岩戸鈴芽(すずめ)は、扉を探しているという旅の青年・宗像草太と出会う。彼の後を追って山中の廃墟にたどり着いたすずめは、そこだけ崩壊から取り残されたかのようにたたずむ古びた扉を見つけ、引き寄せられるようにその扉に手を伸ばす。やがて、日本各地で次々と扉が開き始める。扉の向こう側からは災いがやって来るため、すずめは扉を閉める「戸締りの旅」に出ることに。数々の驚きや困難に見舞われながらも前へと進み続けるすずめだったが……。

【主な声の出演】

 主人公のすずめ役を演じたのは、1700人を超えるオーディションから抜てきされた当時18歳の原菜乃華さん。キャスト発表時には、「今の世の中で少しずつ薄れてしまった、人と人との繋がりや温かさ、本当に大切なものに気づかせてくれる物語だと思います。映画館を出た時、目に映る全てが前より鮮明に輝くような、自分の周りの人達も、自分の事も、大切にしたいと思えるような素敵な作品です」とコメントしています。

 すずめと一緒に日本列島を旅する「閉じ師」の青年・宗像草太(むなかた・そうた)役を演じたのは、「SixTONES」の松村北斗さん。同じくキャスト発表時のコメントでは、「身近にある現実や日常がベースで、その中にファンタジーとユーモアが織り交ざっている、監督の今までの細胞のすべてが集まった作品だと思います」と語っていました。

 そのほか、すずめの叔母・岩戸環役を深津絵里さん、環に思いを寄せる同僚役を染谷将太さん、すずめが旅で出会うスナックのママ役を伊藤沙莉さん、草太の「閉じ師」の師匠で祖父の宗像羊朗役を松本白鸚さんが演じ、これまでの新海作品に出演してきた神木隆之介さん(芹澤朋也役)、花澤香菜さん(岩戸椿芽役)も声を担当しています。

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