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ケビン・コスナー主演・監督の西部劇「ホライズン」、カンヌでワールドプレミア

映画.com / 2024年4月10日 20時0分

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ケビン・コスナー Photo by Axelle/Bauer-Griffin/FilmMagic/Getty Images

 ケビン・コスナーが監督・主演を務める西部劇「ホライズン、アメリカン・サーガ(原題)」が、カンヌ国際映画祭でワールドプレミアを飾ることが明らかになった。

 コスナーといえば「アンタッチャブル」(87)でハリウッドのトップスターとなり、「さよならゲーム」(88)、「フィールド・オブ・ドリームス」(89)などに出演。初監督を務めた「ダンス・ウィズ・ウルブズ」(90)がアカデミー賞で作品賞、監督賞などを受賞。しかし、監督第2作「ポストマン」(97)が興行・批評ともに大失敗した過去を持つ。

 「ホライズン、アメリカン・サーガ(原題)」は、コスナーにとって「ワイルド・レンジ 最後の銃撃」(03)以来の監督作。南北戦争の前後15年間にわたる西部開拓時代を多面的に描く作品で、4部作として企画されている。キャストには、シエナ・ミラー、サム・ワーシントン、ジェナ・マローンらが名を連ねる。

 カンヌでの上映決定にともない、コスナーは声明を発表。「カンヌ映画祭が私の映画『ホライズン、アメリカン・サーガ』を選んでくれたことに感謝します。クロワゼットの街に戻るのは実に20年ぶりとなります。正しいタイミングで戻る機会を待っていましたが、ついにその時が来たと誇りを持って言えます。『ホライズン、アメリカン・サーガ(原題)』は35年前に始まった物語であり、この素晴らしい旅路の成果を世界に向けて発表する場所として、カンヌ以上の場所はないと信じています。フランスの人々は常に映画を支持し、映画製作を深く信じてきました。私も自分の作品を深く信じています」

 現時点で、今年のカンヌ映画祭でコンペ外でのプレミア上映が決まっているのは、ジョージ・ミラー監督の「マッドマックス フュリオサ」と、「地下室のヘンな穴」のカンタン・デュピュー監督によるオープニング作品の「ザ・セカンド・アクト(原題)」。フランシス・フォード・コッポラ監督の野心作「メガロポリス(原題)」や、エマ・ストーンとヨルゴス・ランティモス監督による「哀れなるものたち」に続くタッグ作「憐れみの3章」も交渉中といわれている。

 なお、コスナーの「ホライズン、アメリカン・サーガ(原題)」は第1弾が6月28日、第2弾が8月16日に全米公開を予定している。

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