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参加無料!連続上映企画「台湾文化センター 台湾映画上映会2024」開催 日本初上映の話題作、伝説の映画のリマスター版など全7作品

映画.com / 2024年4月22日 12時0分

 大阪アジアン映画祭で話題となった、妻の遺体を冷凍庫で保存しようとする夫と、その家族の姿を16㎜フィルムの美しい映像で綴った「春行」が東京プレミア上映される。

 さらに、華語圏の文化・社会に対する理解の促進と、言語習得の意欲向上を目的に活動し、華語圏の映画の話題作の上映イベントを開催する「慶應義塾大学日吉電影節」と、上映会・トークセッションを通して、世界諸地域の社会・歴史・文化などの理解を深めることを目的とした、東京外語大学のプロジェクト「東京外国語大学TUFS Cinema」との連携企画も実施される。

 各回の申し込みは、Peatix(https://taiwanculture.peatix.com/)で先着順で受け付ける。上映スケジュール、会場は台湾文化センター公式HP(https://jp.taiwan.culture.tw)で告知する。

▼台湾映画上映会2024開催に寄せるコメント

■王淑芳(おうしゅくほう)(台北駐日経済文化代表処台湾文化センター長)
台湾と日本は互いに助けを必要とするとき、いつも家族や親族のように手を取り合って難関を乗り越えてきた。台湾と日本の友好の絆がこれからも強まり、文化・芸術を含む各分野での交流がさらに活発になることを望む。

台湾は地理的、歴史的な背景から、多様で深みのある文化を生み出し、独自の表現を形作っている。その中でも、台湾の映画作品は創作エネルギーが絶えることなく、台湾というこの島の多様な文化や生命力を表すものだ。

今年の台湾映画上映会は近年台湾で話題の作品をセレクトし、台湾文化の名刺として日本の観客により深く理解していただけることを期待している。今後、さらに多くの台湾映画作品が日本での劇場公開上映し、輝きを放つことを期待する。

■リム・カーワイ(「台湾文化センター 台湾映画上映会2024」キュレーター、映画監督)
台湾映画の魅力とはなにか。
中華圏の映画の中でも他とは違うなにかがあり、日本の文化や流行の影響も強く受けながらも、日本映画ともまったく違うなにかがある。その“なにかが違う”ものこそ、台湾映画の最大の魅力でもあるが、それを具体的に説明するのはなかなか難しい。監督の演出や美学、俳優の芝居、物語の構成のすばらしさというだけでは語れない魅力があるのだ。

今回、「台湾映画上映会2024」のキュレーターに就任し、近年の台湾映画をまとめて観る機会を得た。そして多くの台湾映画を観て、台湾映画の魅力とは、おそらく台湾の風土と人情、歴史と深く関係していることを強く感じた。

本上映会では、”幻の映画”とも言われ26年ぶりに再発見された「逃亡者狂騒曲 デジタルリマスター版」から、現在台湾で絶賛公開中の最新作映画「金魚の記憶」まで、全7作品を上映する。多くの方に台湾映画を楽しみながら、”台湾映画の魅力”を発見してもらえることを願っている。

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