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「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」出演俳優たちが印税請求

映画.com / 2024年4月24日 11時0分

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写真:Everett Collection/アフロ

 1999年公開の「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」に出演した俳優3人がロイヤルティの支払いを求めていることが明らかになったと、米バラエティが報じている。

 「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」といえば、超低予算で製作されたドキュメンタリータッチのホラー映画で、世界でセンセーションを起こした。2000年には「ブレアウィッチ2」、2016年には「ブレア・ウィッチ」という続編が作られている。

 先日、ライオンズゲートとブラムハウスによって「ブレア・ウィッチ」のリメイク企画が進行中であることが発表されたばかりだが、そのライオンズゲートに対し、オリジナル版に出演したヘザー・ドナヒュー、マイケル・C・ウィリアムズ、ジョシュア・レナードは公開書簡を送付。「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」は世界累計興収2億4800万ドルの大ヒットになったにも関わらず、彼らは正当な対価を受け取っていないと主張している。当時の彼らは米俳優組合に所属しておらず、弁護士の助言も受けなかったためで、米俳優組合の所属会員に相当するロイヤルティを支払うべきだとラインズゲートに求めている。

 ちなみに、同作は1999年に配給会社のアーティザン・エンターテインメントが1億1000万ドルで獲得。実名で出演した3人は映画の所有権を放棄することと引き替えにそれぞれ30万ドルを受け取った。その後、アーティザンは2003年にライオンズゲートが買収している。

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