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【インタビュー】永瀬廉&出口夏希、“誰かのために”が原動力 語り合った、かけがえのない20代の過ごし方

映画.com / 2024年6月28日 10時0分

【インタビュー】永瀬廉&出口夏希、“誰かのために”が原動力 語り合った、かけがえのない20代の過ごし方

「余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。」Netflixにて独占配信中

 Netflix映画「余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。」で初共演を果たした永瀬廉(「King & Prince」)と出口夏希。命に限りあるふたりが、相手を思いやりながら日々を輝かせていく姿をみずみずしく演じ、観る者の心を震わせる。まぶしいほどの恋物語に身を投じ、「今を全力で生きたいと思った」と声を揃えた永瀬と出口。撮影を振り返りながら、名シーンの裏側や自身の原動力までを笑顔いっぱいに語り合った。(取材・文/成田おり枝、写真/間庭裕基)

●秋人のやさしさ、春奈のひたむきさ……役柄に「ぴったりでした」と惚れ惚れ

 原作は、森田碧氏によるベストセラー小説「余命一年と宣告された僕が、余命半年の君と出会った話」(ポプラ社刊)。Netflix作品初参加となった永瀬が、突然余命を宣告され、いろいろなことを諦めながら淡々と日々を過ごす中で、運命の恋に出会うことで再び人生に希望を見出していく主人公・早坂秋人役。出口が、ヒロインの桜井春奈役を演じた。永瀬と出口が、キャラクターの健気で一途な生き様を体現。悲しいだけではなく、温かな余韻の残る映画として完成した。

――それぞれに余命を宣告されていることがわかるタイトルも、目を引きます。タイトルや脚本を読んだ感想を教えてください。

永瀬:タイトルには余命が書かれているけれど、「どちらかに奇跡が起きるのかな」「どうやって生きていくのかな」といろいろな想像が膨らんで、結末がすごく気になる作品だなと思いました。脚本を読ませていただくと、悲しいだけではなく、秋人と春奈の姿から高校生ならではのピュアさやまっすぐさが感じられて。文字からも美しい映像が浮かんでくるようで、ものすごく惹かれるものがありました。ふたりがとにかく、まぶしかった……! 僕が秋人を演じることができるなら、ぜひやらせていただきたいなと思いました。

出口:タイトルからも「どういうお話なんだろう」と気になって、原作をまず読ませていただきました。そうしたらものすごくステキなお話で……。また私は三木(孝浩)監督の映画が大好きで、三木監督とご一緒できることもとてもうれしかったです。不安はひとつもなく、「早く撮影に参加したい!」とそわそわするほどでした。

――自らの病を隠し続け、春奈のために生きようとする秋人のやさしさ。余命を宣告されながらも、秋人の前で天真爛漫な笑顔を見せる春奈。永瀬さんと出口さん、ご自身の持つ魅力が注がれたからこそ、鮮やかなキャラクターが映し出されたように感じます。お互いの目からご覧になって「演じる役にぴったりだ」と思うことはありますか?

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