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【「七夕の国」ネタバレ全話振り返り】壮絶ラストに話題沸騰… ナン丸と頼之、それぞれの正義を抱える能力者が選んだ結末とは?

映画.com / 2024年8月17日 14時0分

 「この町では古くから2種類の素質を持った人が生まれます。ひとつは“手がとどく者“、もうひとつは“窓を開いた者”。“手がとどく者”は、私が知る限り、ナン丸さんを入れて6人。いや、5人だけです」。そう語る幸子が、ナン丸に伝えたいメッセージとは? 一方、江見たちは、「足を踏み入れるな」と忠告されていた丸神山で、白頭巾の軍団が執り行う秘密の神事を目撃する。

●第3話「手がとどく」

――「丸川町で起こった殺人事件と同じね」(江見早百合)

 江見は丸神の里にひとり残り、丸神教授の捜索を続ける。一方、東京に戻ったナン丸たちの前に、幸子の兄・高志(上杉柊平)が現れる。ナン丸と同じ力を持つ高志の手ほどきによって、徐々に●の力を使いこなせるようになるナン丸。しかし高志は、丸神の里の掟を破り、●の力を悪用し、八木原(金田哲)とともに金儲けを企んでいた。

 幸子は祖母(朝加真由美)と生活しているが、高志と幸子の父・和彦(忍成修吾)と母・由紀子(朝比奈彩)はすでに亡くなっており、彼らの死は兄妹に暗い影を落としていた。現在、丸神の里は、幸子や高志の大叔父にあたる当主・東丸隆三(伊武雅刀)が治めている。そんななか、参議院議員が衆人環視の下、 正体不明の巨大な●によって、その人体がえぐられるという奇怪な殺人事件が発生。現場近くでは、目深に帽子を被る長髪の怪しげな人物が目撃されていた。事件を報道で知った江見は以前、丸川町で発生した殺人事件との共通点に気付き――。

●第4話「新技能啓発セミナー」

――「失礼な。俺はこれでも日本人だぞ」(丸神頼之)

 ナン丸は、高志と八木原が主催する怪しげな「新技能啓発セミナー」に出席し、参加者に、●の能力を披露することに。熱い視線を浴びながら、●を操り、彫像の頭部を落としてみせると、会場は拍手と歓声に包まれる。高志からも「特別な人間にしかできない」と持ち上げられ、いままで自分の能力が役立たずだと思っていたナン丸は、意気揚々とした表情を浮かべる。彼は、高志と八木原が仕組んだ、金儲けの企みなど知る由もなかった。

 一方、江見ら丸神ゼミの面々は、丸神の里の七夕祭が、季節外れの6月に行われる謎についてリサーチしていた。同じ頃、丸川町では、かつて村を去った元神官・丸神頼之(山田孝之)が姿を現す。彼は幸子に一連の殺人事件の犯人が自分だと告白し、「悪夢を終わりにする」と宣言する。その後、頼之は、武器商人である増元(深水元基)とともに、政財界を操るフィクサーである“先生”(中村育二)を訪問。その際、ベールに包まれていた頼之の、人ならざる異形が明らかになる。

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